TANAX GAINER GT-R、まさかの再車検不合格も「速さはありますから」と決勝の追い上げを狙う

 5月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選で、大草りきが予選Q2で1分56秒552というタイムをマークし、GT300クラスのトップタイムだったTANAX GAINER GT-Rだが、レース後の再車検で失格の裁定が下された。GAINERにこの件について聞いたところ「仕方がない」としつつも、決勝での追い上げを誓った。

【追記】TANAX GT-Rが車検でまさかの失格。Studie BMW M4が今季初PP獲得【第3戦GT300予選レポート】

 5月28日、2022年シーズンのスーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』の公式予選が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは10号車TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)がポールポジションを獲得したかと思われた。しかし、予選後の再車検不合格により、10号車TANAX GAINER GT-Rは失格に。これにより7号車Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が今季初ポールポジションを獲得した。

レコードタイム更新ラッシュを制したWedsSport国本が初ポール。Z勢は明暗分かれる【第3戦GT500予選レポート】

 快晴の鈴鹿サーキットで開催された2022年スーパーGT第3戦GT500クラスの公式予選は、19号車WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資が自身キャリア初のポールポジションを獲得。チームとしても第2戦富士に続く2戦連続のポール獲得となり、2番手には最後に渾身のアタックを決めた宮田莉朋の37号車KeePer TOM’S GR Supraが入り、最終的にトヨタ陣営が最前列を固める結果となった。

【順位結果】2022スーパーGT第3戦鈴鹿 公式予選Q2

 2022スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』が三重県の鈴鹿サーキットで開催され、5月28日に行われた公式予選Q2で、GT500クラスはWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)がポールポジションを獲得した。2番手にはKeePer TOM’S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)、3番手にはCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が続く結果になった。

 GT300クラスはTANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)が最速タイムを記録しクラスポールポジションを獲得。2番手にはStudie BMW M4(荒聖治/近藤翼)、3番手にはK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)が続いている。

往年のチャンピオンカーが快走! 鈴鹿60周年を祝いGT500の名車がスーパーGT第3戦でデモラン

 5月28日(土)、スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』が行われている鈴鹿サーキットで、鈴鹿60周年特別デモラン&展示『群雄割拠 JGTC〜SGTの礎となった時代〜』が行われた。スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権でチャンピオンを獲得した3台のマシンがデモランを行った。

【タイム結果】スーパーGT第3戦鈴鹿公式練習/MOTUL AUTECH ZとWeibo Primez ランボルギーニ GT3が最速タイムを記録

 2022年シーズンのスーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』が開幕した。5月28日9時30分から行われた公式練習ではGT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生が、GT300クラスは88号車Weibo Primez ランボルギーニ GT3の小暮卓史が最速タイムを記録した。

横浜ゴム 2022スーパーGT第3戦鈴鹿 大会直前情報

【SUPER GT第3戦/鈴鹿】 大会直前情報  5月27~28日、鈴鹿サーキットで開催されるスーパーGT第3戦の大会直前情報をお届けいたします。 ●タイヤ持ち込み本数:約890本 ドライは1台につき6セット、ウエットは …

タイヤに厳しい鈴鹿でGT300の勝てる条件。有力3チームに聞く【第3戦鈴鹿プレビュー】

 5月28〜29日、スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』が鈴鹿サーキットで開催される。今季これまで2戦を終え、サクセスウエイト(SW)の搭載量にもバラツキが出るなか、SWの影響が大きいとされる鈴鹿での一戦を迎えることとなった。

 中高速コーナーが多い鈴鹿はタイヤに高荷重がかかる時間も長く、また路面の攻撃性も高いため、岡山国際サーキット、富士スピードウェイよりもタイヤに厳しいサーキットだ。それゆえに、タイヤメーカーによる“タイヤ戦争”もより激しさを増すことが予想されている。そこで、搬入日を迎えた鈴鹿にて、今大会で好走が予想されるGT300クラスの有力3チームのドライバーに、それぞれ話を聞いた。

ますます高まる燃費性能。ドラビリ&アンチラグと背反する3社拮抗のスーパーGTエンジン開発最前線

 2リッターの直列4気筒直噴ターボと燃料流量リストリクターを採用した2014年のNRE(ニッポン・レース・エンジン)規定導入以降、出力でも燃費でも、こと「エンジン性能」という観点では天井知らずの進化が続いてきた。これはモータースポーツの世界がいかに進化の歴史に紐づいているとはいえ、あまり前例のない状況とも言える。

継続使用できるパーツはゼロ……全損のCRAFTSPORTS MOTUL Z、エンジン、モノコック交換のペナルティは免除の方向

 前回のゴールデンウイーク中に開催されたスーパーGT第2戦富士で、大クラッシュの末、モノコックを残して文字どおりバラバラの状態になってしまった3号車CRAFTSPORTS MOTUL Z。そこから約3週間、今週末に行われる第3戦鈴鹿の搬入日に3号車は復活した姿を見せたが、ニスモ3号車のスタッフたちは文字どおり、いそがしい日々を過ごすことになった。新しい3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zの修復作業について、3号車の島田次郎監督に聞いた。