同門対決はコニカミノルタ・アキュラに軍配。WTRがラグナ・セカで今季初優勝/IMSA第4戦

 5月1日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第4戦『ヒュンダイ・モントレー・スポーツカー・チャンピオンシップ』の決勝レースがウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われ、メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)60号車アキュラARX-05との同陣営対決を制した、コニカミノルタ・アキュラARX-05の10号車アキュラDPi(リッキー・テイラー/フィリペ・アルバカーキ組)が2022年シーズン初優勝を飾った。

 強豪ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)が走らせる10号車アキュラは、前日4月30日に行われた予選でポールポジションを獲得。快晴の空の下、定刻15時10分にスタートが切られた5月1日の決勝でもテイラーがホールショットを奪う。その背後で3番手からスタートしたキャデラック・レーシング02号車キャデラックDPi-V.Rが60号車アキュラに並びかけるも、60号車のオリバー・ジャービスが2番手を守った。

ポルシェのGTDプロに対する姿勢は、IMSA GTPが始まる2023年も「まったく同じ」

 ポルシェは、IMSA DTPでのLMDhプログラムを開始する2023年も、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTDプロクラスへ参加を希望するカスタマーチームをサポートすることに前向きであり、その姿勢を崩さないつもりだ。

 ポルシェのモータースポーツ責任者であるトーマス・ローデンバッハは、Sportscar365に対し、ドイツのメーカーはトップレベルのGTカスタマーレースのために掲げている「非常に明確な哲学」に従い続けており、これはLMDhの到着によって中断されることはないだろうと語った。

ランボルギーニが『ウラカンGT3 EVO2』のティザーを公開。2023年のデビューを予定

 ランボルギーニ・スクアドラ・コルセは4月22日、新型GT3カーの正式発表に先駆け、SNSで次世代GTカーのティザーイメージを初公開した。

 イタリアのスーパーカーブランドは先週金曜日、公式Instagram(@lamborghinisc)に写真を投稿し、2023年1月に開催されるロレックス24(IMSAデイトナ24時間レース)でのレースデビューを予定している『ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2』を部分公開した。

IMSA、3年ぶりとなるカナダ戦モスポートパークの復帰を確認。予定どおり7月1~3日開催へ

 4月14日、IMSAは2019年以来、3年ぶりにカナディアンタイヤ・モータースポーツ・パーク(モスポート・パーク/CTMP)での1戦がシリーズに戻ってくることを確認し、カナダでは現在COVID-19のワクチン接種が参加条件となっているが、7月1~3日に行われるスポーツカー・グランプリは予定どおり開催されることを明らかにした。

 この決定はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権が、新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以来、初めて国境を超えてカナダに行くことを意味する。IMSAは今週木曜日、グランプリの情報と旅行に関する書類を各チームに配布した。