“アキュラ不敗”のミド・オハイオ、キャデラックがポール獲得もWTR10号車が逆転勝利/IMSA第5戦

 アメリカ・オハイオ州のミド・オハイオ・スポーツカーコースで5月14~15日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2022年シーズン第5戦が行われ、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)が運営するコニカミノルタ・アキュラARX-05の10号車アキュラ(リッキー・テイラー/フィリペ・アルバカーキ組)が優勝した。

 近年、ホンダの北米ブランドであるアキュラがタイトルスポンサーを務めてきたイベントは、2022年からサポートブランドがレクサスに替わり、新たに『レクサス・グランプリ・アット・ミド・オハイオ』として開催されることになった。

オリバー・ジャービス、ミド・オハイオ戦は「MSRとアキュラにとって非常に重要」/IMSA

 メイヤー・シャンク・レーシングのオリバー・ジャービスは、5月14~15日にオハイオ州のミド・オハイオ・スポーツカーコースで開催される『レクサス・グランプリ』が、所属チームとアキュラにとって「非常に重要」な1戦になると考えている。

 それはチームのホームレースであることと同時に、2台のアキュラARX-05によって繰り広げられているDPiチャンピオンシップの戦いについても言えるものだ。

同門対決はコニカミノルタ・アキュラに軍配。WTRがラグナ・セカで今季初優勝/IMSA第4戦

 5月1日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第4戦『ヒュンダイ・モントレー・スポーツカー・チャンピオンシップ』の決勝レースがウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われ、メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)60号車アキュラARX-05との同陣営対決を制した、コニカミノルタ・アキュラARX-05の10号車アキュラDPi(リッキー・テイラー/フィリペ・アルバカーキ組)が2022年シーズン初優勝を飾った。

 強豪ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)が走らせる10号車アキュラは、前日4月30日に行われた予選でポールポジションを獲得。快晴の空の下、定刻15時10分にスタートが切られた5月1日の決勝でもテイラーがホールショットを奪う。その背後で3番手からスタートしたキャデラック・レーシング02号車キャデラックDPi-V.Rが60号車アキュラに並びかけるも、60号車のオリバー・ジャービスが2番手を守った。