キャデラックは6月9日、近日中に発表される予定であるLMDhカーの最新レンダリングを公開した。同時に、ハイブリッドシステムと連動する搭載エンジンも明らかにされ、5.5リットルDOHC V8の採用がアナウンスされた。
ゼネラルモーターズ(GM)のブランドは、ル・マンのレースウイーク中にキャデラックDPi-V.Rの後継モデルとして2023年のWEC世界耐久選手権、およびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する次世代プロトタイプ・レーシングカーに関する詳細情報を提供した。
キャデラックは6月9日、近日中に発表される予定であるLMDhカーの最新レンダリングを公開した。同時に、ハイブリッドシステムと連動する搭載エンジンも明らかにされ、5.5リットルDOHC V8の採用がアナウンスされた。
ゼネラルモーターズ(GM)のブランドは、ル・マンのレースウイーク中にキャデラックDPi-V.Rの後継モデルとして2023年のWEC世界耐久選手権、およびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する次世代プロトタイプ・レーシングカーに関する詳細情報を提供した。
6月4日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦『シボレー・デトロイト・グランプリ・プレゼンテッド・バイ・リア』がデトロイトのベルアイル・パークで行われ、チップ・ガナッシ・レーシングが運営するキャデラック・レーシングの01号車キャデラックDPi-V.R(ランガー・バン・デル・ザンデ/セバスチャン・ブルデー組)が優勝した。
シリーズ最高峰カテゴリーのDPiと、GT3カーを用いるプロ・アマクラスのGTDの2クラス計16台が参加した今戦は100分間のスプリントレース。その決勝に向けた予選ではキャデラック・レーシングのブルデー駆る01号車がポールポジションを獲得し、GTDクラスではバッサー・サリバン17号車レクサスRC F GT3に乗り込んだカイル・カークウッドがクラスポールを奪った。
6月6日、BMW Mモータースポーツは、2023年からIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の新たなトップカテゴリーとなるGTPクラスへと投入する、新型LMDh規定車両のデザインと正式名称を発表した。
正式名称は『BMW M ハイブリッドV8』とされ、フロントエンドには“ワイド・ギドニー”を採用し、BMWの現行ロードカーと共通するデザインテーマを表現している。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に出場しているウェイン・テイラー・レーシング(WTR)とメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の両チームは、これまでアキュラの新型LMDh車両『ARX-06』でフランスの耐久クラシックに挑戦することを目標としていたが、ともに2023年のル・マン24時間レースへの出場を断念した。
6月3日、アキュラは2023年からIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に新設されるGTPクラスへ投入する新型LMDh規定車両『ARX-06』のティザー画像を初公開した。
2022年ル・マン24時間レースのLMGTEアマクラスにハードポイント・モータースポーツの99号車ポルシェ911 RSR-19から当初出場が予定されていたロブ・フェリオール/キャサリン・レッグ/エイドリアン・ド・レネールが参戦を断念し、その参戦枠をアブソリュート・レーシングに事実上、譲ることとなった。
2022年のWEC世界耐久選手権は、シリーズ最大のイベントである第3戦ル・マン24時間レースを迎える。マシンの走行は6月5日のテストデーのセッションから始まり、8日水曜・9日木曜日のプラクティス&予選を経て、11〜12日に決勝レースが行われるスケジュールとなっているが、今年はこのレースウイーク期間を通して見逃せない発表が相次ぎそうだ。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦するアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)は、今季残りのシーズンのドライバーとして、トリスタン・ヌネスに代わりオリビエ・プラを起用すると発表した。
プラは6月4日にミシガン州・デトロイトのベル・アイルで行われる100分レースから、ウェーレン・エンジニアリングがスポンサードする31号車キャデラックDPi-V.Rを、2021年DPi王者のピポ・デラーニとともに走らせる。
BMW Mモータースポーツの責任者は、現在開発中の同社のLMDhマシンに、かつてDTMドイツ・ツーリングカー選手権で使用されていた4リッターV8エンジンのターボバージョンが搭載されることを明らかにした。
BMWは社内ドキュメンタリー・シリーズ『Mbedded』の最近エピソードで、LMDhエンジンの初めての詳細と映像をリリース。そこには、ベースとして2018年までのDTMユニットが使用されていることが含まれていた。
メルセデスAMGのカスタマーレーシング責任者が、2025年に登場する可能性があるニューモデルを含めた、この先のGT3レースの見通しを説明した。
ステファン・ヴェンドルは先週末にオーストラリアのバサーストで行われたIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの12時間レースの際、現行のメルセデスAMG GT3 Evoが、2024年の終わりまで主力のGTレース車両として継続される予定であると語っている。
さらにヴェンドルは、2024年シーズンをもって現行Evoモデルのホモロゲーション期間が終了することについて、メルセデスAMGにとって後継車両を投入する「いいチャンスになるかもしれない」と新型車の導入を示唆した。