クラッシュしたサインツ「プッシュしていないのに突然コントロールを失った」フェラーリ/F1第4戦金曜

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツは予選Q2でクラッシュし、10番手に終わった。

 Q2は雨が激しくなることが予想されていたため、フェラーリはドライバーたちに、早く良いタイムを出すよう指示した。サインツはQ2で2番手タイムを出した後、2周目に最終コーナーにおいてコースオフ、ウォールにヒットして止まった。その後、雨が激しくなり始めたため、サインツはQ2でトップ10に残れたものの、Q3では走行できず、予選10番手という結果になった。

【角田裕毅F1第4戦密着】「中団に食い込めると思っていた」アップデート投入も16番手。雨で真のパフォーマンスは見えず

 2022年のF1は4戦目を迎え、ヨーロッパラウンドが開幕した。その緒戦となるエミリア・ロマーニャGPは、角田裕毅が所属するアルファタウリにとって、重要なグランプリだ。エミリア・ロマーニャGPが行われるイモラから、チームのファクトリーがあるファエンツェまではわずか15kmしかなく、9月に開催されるイタリアGP以上にホームレースとしての意味合いが強いからだ。

 そのホームレースにアルファタウリは、マシンをアップデートしてきた。

ルクレール予選2番手「ポールを獲れなくて悔しい。タイヤ戦略が赤旗で台無しに」フェラーリ/F1第4戦金曜

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールは予選2番手を獲得した。

 フェラーリは、ホームグランプリでポールポジションを取り逃したことを「悔いが残る結果」であると述べている。インターミディエイトタイヤでの戦いになったQ3で、ルクレールはまずマックス・フェルスタッペン(レッドブル)よりわずかに速い1分28秒778で暫定トップに立った。

フェルスタッペン「黄旗にうまく対応してPPを確保。長く目まぐるしい予選だった」レッドブル/F1第4戦金曜

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今シーズン初のポールポジションを獲得した。

 Q3でフェルスタッペンが暫定トップに立った後、赤旗によりセッションが中断された。バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がコース脇にストップし、イエローフラッグが出たところを通過して出したタイムだったが、十分に減速したことで、問題視されることはなかった。予選は残り3分で再開され、各ドライバーが1回のフライングラップにかけようとするなか、ランド・ノリス(マクラーレン)がコースオフしたことで再び赤旗となり、予選はそのまま終了した。

角田裕毅、0.004秒差で予選Q2進出を逃す「アップデートに期待していたが苦戦。土日に挽回したい」F1第4戦金曜

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は予選16番手だった。Q1で15番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)と0.004秒差でQ2進出を逃した。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「予選のトラックコンディションはウエットとドライの境目だったが、すぐに路面が乾いていった」と予選を振り返った。

ウエットで赤旗続出の波乱。フェルスタッペンが今季初ポールを獲得、好調ルクレールは2番手【予選レポート/F1第4戦】

 4月22日現地時間17時、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われた。

 朝からの雨は上がり、FIA F3の予選セッションによってラインドライ状態でのセッション開始となった。しかし気温は12度、路面温度は15度と極めて低く、降水確率も40%残る状況。

【順位結果】2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季初のポールポジションを獲得した。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続き、角田裕毅(アルファタウリ)は16番手という結果になっている。

フェラーリF1、トラブルの予防措置としてサインツのパワーユニットを交換/F1第4戦

 スクーデリア・フェラーリは、今週末のF1第4戦エミリア・ロマーニャGPを前にカルロス・サインツのパワーユニット(PU)を交換したと発表した。

 前戦オーストラリアGPでは、サインツは9番グリッドからのスタートに失敗して出遅れ、ポジションを落とした。その後ターン9でコースオフを喫してグラベルでストップし、リタイアでレースを終えた。またスタート前にはステアリングのスイッチに問題が発生したため、フォーメーションラップの直前にステアリングを取り替えていた。

F1エミリア・ロマーニャGP FP1:ウエットコンディションのなかルクレールとサインツが1-2。角田は9番手

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。

 ヨーロッパラウンド初戦のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)でのF1第4戦エミリア・ロマーニャGP。今季最初のスプリント予選が開催される週末でもある。しかしイモラは朝から雨。現地時間午後1時30分からのフリー走行1回目も、雨のセッションとなってしまった。気温11.5度、路面温度14.8度と、この季節としてはかなり低温のコンディションだ。

【タイム結果】F1第4戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行1回目

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。