Oracleからバトンを受けたAWS、デファクト誕生の瞬間

AWS(Amazon Web Services)の勢力拡大が新たな段階に入ってきた。これまでの企業ユーザーに加え、本来ライバルであるはずのITベンダーが相次いで採用を決めているのだ。IBMは2022年5月にAWSとの戦略的協業契約の締結を発表。「IBM Db2」や「IBM Watson Orchestrate」といった同社のソフトウエアをAWS上でSaaSとして提供…

Redisの25倍のスループットDragonflyを試してみる

インメモリデータストアを現代風に再実装したら? 高速なデータアクセスのためのインメモリデータストアとしては、RedisやMemcachedが有名です。ただし、これらは10年以上前に設計されており、Memcachedに至っては、2003年と約20年前です。 長い年月を経て、機能追加や最適化が進む一方で、どうしても設計の古さも目立っ…

MySQL で複合インデックスを作成する際には必ず Explain の key_len を確認すべきという話

「Rails Developers Meetup 2018 で「MySQL/InnoDB の裏側」を発表しました」でちゃんと触れられてないので今更ながら key_len について補足します。発表で触れた内容については言及しないので、storage engine や B+ tree といった用語がよくわからない方は発表内容を参照してください。 なお、MySQL のバージョンは 5….

ANDPADでのAurora MySQL Ver.2へのバージョンアップ – ANDPAD Tech Blog

こんにちは、最近ランニングをサボって体重が増えたANDPADのDBRE植木です。 秋にはフルマラソンに再チャレンジする予定なので改めて頑張ります。 今回はGW前にANDPADでAurora MySQL(以下、Aurora)をVer.1(MySQL5.6互換)からVer.2(5.7互換)にバージョンアップした件について書かせていただきます。DBMSのバージョン…

データベースのテーブル定義の仕様書を自動生成しよう | CyberAgent Developers Blog

AI事業本部 DX本部の黒崎(@kuro_m88)です。 社外(取引先など)向けに作成する仕様書を自動生成する取り組みを試しているので、アイデアを紹介します。今回はSnowflakeで構築されているデータ分析基盤のテーブル定義の仕様書を例に紹介していきます。ツールはGoを使って開発しました。 仕様書の運用コストを減らしたい DX…

自作RDBMSやろうぜ!(Zenn出張版)

この記事の目的 RDBMS(いわゆるリレーショナルデータベース)というものはプログラミング言語の処理系や、OSなどと同様に、世の中で広く使われているソフトウェアであるにも関わらず、いざ自作してみようと思うと日本語で記述されている必要な情報・情報源がまとまったサイトやブログ記事がないことに気づきました そこ…

Amazon RDS Proxy が BASE にもたらした期待以上の導入メリット – BASEプロダクトチームブログ

はじめに 基盤チームでバックエンドエンジニアをやっている松田( @tadamatu )です。 以前にCTO川口が当ブログ内で公開した以下の記事があります。 devblog.thebase.in 新規接続の限界 BASE のアクセス量の伸びは凄まじくこの構成でも接続エラーが発生するようになってしまいました。 ピーク時に秒間 2 万もの新規接続…

Singularity Data

As an early-stage database startup, we entirely deleted our C++ codebase after 7 months of development and rewrote everything from scratch in Rust programming language. Here’s how we arrived at a decision and why we think this was one of the best decisions ever. RisingWave is a cloud-native strea…