J SPORTS、3カ月連続で耐久レースを生中継。ル・マン、ニュル、富士、スパ24時間を網羅

 5月20日、モータースポーツのレース中継や関連番組を放送しているスポーツ専門チャンネルのJ SPORTSは、“世界三大レース”のひとつであるル・マン24時間レースを含む国内外の耐久レース計4戦を、5月から7月にかけて3カ月連続で生中継すると発表した。また、パソコンやスマートフォン、タブレット等で視聴できるJ SPORTSオンデマンドでの追加のライブ配信も決定している。

 J SPORTS/J SPORTSオンデマンドによってこの5月から3カ月連続で放送される耐久レースは、WEC世界耐久選手権のシーズンハイライトでありフランスを代表するクラシックレースである第3戦ル・マン24時間、その隣国ドイツで5月28~29日に開催されるニュルブルクリンク24時間(ADACトタルエナジーズ24時間レース)、日本唯一の24時間レースとして富士スピードウェイを舞台に争われるスーパー耐久シリーズ第2戦富士SUPER TEC 24時間レース、そしてル・マン24時間やデイトナ24時間と並んで“世界三大耐久レース”のひとつに数えられるスパ・フランコルシャン24時間レース(トタルエナジーズ・スパ24時間)の合計4イベントだ。

バサースト12時間:メルセデスAMG勢がIGTC開幕戦を席巻。サンエナジー1、9年ぶり2勝目飾る

 5月15日、オーストラリアの“聖地”マウント・パノラマ・サーキットで、2022年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦『リキモリ・バサースト12時間』が行われ、優勝したサンエナジー1・レーシングの75号車メルセデスAMG GT3(ジュール・グーノン/ルカ・ストルツ/ケニー・ハブル/マーティン・コンラッド組)を先頭に2台のメルセデスAMG GT3が続き、メルセデス陣営が表彰台を独占した。

 バサースト12時間、スパ24時間、インディアナポリス8時間、そしてキャラミ9時間の計4イベントで構成されるIGTCが3カ月遅れで開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で2021年は開催中止となったバサースト12時間は、今年2年ぶりのシリーズ復帰を果たしたが、2022年もパンデミックの影響を受けて開催日程が例年の2月初旬から5月13~15日の週末に移されていた。