悔しさ残る37号車KeePer宮田のアタックと38号車ZENTの炎上。岐路を迎える2台のGRスープラ

 今シーズンのチャンピオン候補に挙げられながら、開幕2戦で不運やアクシデントに見舞われ未だゼロポイントの37号車KeePer TOM’S GR Supra。サクセスウエイトのない状態で臨んだスーパーGT第3戦鈴鹿では、優勝候補の本命に挙げられながら予選2番手を獲得したものの、Q2アタックを担当した宮田莉朋は悔しさを見せた。同じくGRスープラ勢で不運にあった38号車ZENT CERUMO GR Supraの立川祐路に聞いた。

トラブルの影響で走行わずか3周……ほぼ“ぶっつけ本番”のアタックで予選3番手の高星明誠「最初は不安しかなかった」

 鈴鹿サーキットで行われている2022年スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。前回の富士ラウンドで大クラッシュを喫し、新しくマシンを作り直すこととなったCRAFTSPORTS MOTUL Zだが、予選では見事な走りを見せて3番グリッドを獲得した。

 ゴールデンウイークに行われた第2戦富士の決勝レースでスロー走行していたGT300車両を避け、ガードレールに大クラッシュを喫した3号車。ドライブしていた高星明誠は無事で、精密検査の結果も異常はなかったのだが、マシンは“全損”の状態で、モノコックはシーズン前のテストで使用していた230号車のものを使用し、実質2週間という短い期間のなかでチームがマシンを組み上げた。

GT300での3戦連続ポールが目前も……SUBARU BRZ R&D SPORTはターボのトラブルに泣く

 5月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選で、GT300クラスのポールポジションを狙う速さをみせていたSUBARU BRZ R&D SPORTだが、トラブルによりまさかのガレージイン。いったいアタック中に何が起きたのだろうか。

予選後に初のポールポジションを決めたStudie BMW M4。決勝重視のチームも驚きの結果に

 5月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選で、予選2番手につけたStudie BMW M4だったが、Q2トップタイムだったTANAX GAINER GT-Rが再車検不合格となり、Studie BMW M4にとって、そしてBMW Team Studie × CSLにとって初めてのポールポジションが舞い込むことになった。ドライバー、そして鈴木康昭監督の喜びを聞いた。

国本雄資がレコードタイム更新で初PP「自分もタイムを出せるんだということがすごく嬉しい」【第3戦GT500予選会見】

 鈴鹿サーキットで開催されている2022スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。5月28日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資と阪口晴南が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

TANAX GAINER GT-R、まさかの再車検不合格も「速さはありますから」と決勝の追い上げを狙う

 5月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選で、大草りきが予選Q2で1分56秒552というタイムをマークし、GT300クラスのトップタイムだったTANAX GAINER GT-Rだが、レース後の再車検で失格の裁定が下された。GAINERにこの件について聞いたところ「仕方がない」としつつも、決勝での追い上げを誓った。

【追記】TANAX GT-Rが車検でまさかの失格。Studie BMW M4が今季初PP獲得【第3戦GT300予選レポート】

 5月28日、2022年シーズンのスーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』の公式予選が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは10号車TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)がポールポジションを獲得したかと思われた。しかし、予選後の再車検不合格により、10号車TANAX GAINER GT-Rは失格に。これにより7号車Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が今季初ポールポジションを獲得した。

レコードタイム更新ラッシュを制したWedsSport国本が初ポール。Z勢は明暗分かれる【第3戦GT500予選レポート】

 快晴の鈴鹿サーキットで開催された2022年スーパーGT第3戦GT500クラスの公式予選は、19号車WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資が自身キャリア初のポールポジションを獲得。チームとしても第2戦富士に続く2戦連続のポール獲得となり、2番手には最後に渾身のアタックを決めた宮田莉朋の37号車KeePer TOM’S GR Supraが入り、最終的にトヨタ陣営が最前列を固める結果となった。