「オートポリスだからこそ」の収穫を得る。タイヤも複数種類をトライ/次世代車両開発テスト

 5月18〜19日、大分県日田市のオートポリスで、全日本スーパーフォーミュラ選手権のこの先の50年を見据えた次世代車両の第3回開発テストが行われた。富士スピードウェイでの第1回、鈴鹿サーキットでの第2回に続き、石浦宏明と塚越広大のふたりが2日間合計8時間を走り込み、さまざまなテストを行った。

雨の鈴鹿は見応えタップリ!! スーパーフォーミュラ2022第3戦で見えたドライバーの凄みと今後の課題

雨の鈴鹿は見応えタップリ!! スーパーフォーミュラ2022第3戦で見えたドライバーの凄みと今後の課題

日本最高峰のフォーミュラレースであるスーパーフォーミュラ。2022年シーズン第3戦の鈴鹿は予選日の初夏を思わせる日差しと気温とはうって変わって、決勝は雨の中でのスタートとなった。雨中で戦うドライバーの凄みと見えてきた課題をレポート。

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開幕戦まさかのストール どうした笹原右京!! あのレースの真相に迫る

開幕から2戦連続ストール!! 笹原右京が味わった「ジェットコースターの週末」

2022年4月9日・10日、スーパーフォーミュラ2022開幕大会が富士スピードウェイで行われた。開幕戦でポールポジションを奪った笹原右京は、開幕戦、第2戦とも決勝スタート時にエンジンストールに見舞われた。波乱の2戦を終えた笹原右京にインタビュー。

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松下信治の大逆転劇は『朝の4周』に伏線。「サインボードは出すな!」【第3戦決勝あと読み】

 4月24日に決勝レースが行われた2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦鈴鹿。土曜までのドライから一転、ウエットコンディションとなったことで、日曜朝に設けられた30分間のフリープラクティス2は、決勝に向けたセットアップを調整する機会として重要な役割を果たすことになった。

 B-Max Racing Teamの田坂泰啓エンジニアは、雨のなか4周の走行を終えて帰ってきた松下信治のフロントタイヤを見て、愕然としたという。

SF NEXT50開発車両の“赤虎”“白虎”がミニカーに。5月末までの期間限定で発売

 JRP日本レースプロモーションは4月26日、『SUPER FORMULA NEXT50(SF NEXT50)』開発テストカー、通称“赤虎”“白虎”の1/43スケールミニカーを発売すると発表した。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営するJRPは昨年、「ドライバーズファースト」「カーボンニュートラルの実現」などを掲げたSF NEXT50プロジェクトを発表し、2022年4月から次世代フォーミュラカーの開発テスト車両である、通称“赤虎(Red Tiger)”と“白虎(White Tiger)”を用いた走行テストを実施している。

B-Max Racing Team初のスーパーフォーミュラ勝利に組田龍司総代表も喜び「最高のひと言につきる」

 4月25日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦。レースはウエットコンディションのなか、松下信治(B-Max Racing Team)が劇的な逆転スーパーフォーミュラでの初優勝を飾った。そしてこの優勝は、2017年からスーパーフォーミュラに挑んできたB-Max Racing Teamにとっても初めての国内最高峰フォーミュラでの優勝となった。チームの組田龍司総代表にレース後、喜びの声を聞いた。

新素材カウルで“赤虎”“白虎”が鈴鹿を走行。現時点の課題は3つ/次世代車両開発テスト

 この先の50年を見据えた次世代車両の開発のため、4月から始まっているスーパーフォーミュラの開発テスト。第3戦明けの4月25日から2日間、三重県の鈴鹿サーキットで第2回目となるテストが行われ、通称“赤虎”“白虎”と呼ばれる2台のSF19テスト車両が、石浦宏明と塚越広大の手により精力的に周回を重ねた。

トムスとデロイトトーマツが協業開始1年の成果を報告。今後も7つの領域での協業をさらに加速

 4月25日、トムスとデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、『デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社と株式会社トムスの包括的協業における、開始から1年の成果発表』と題した記者会見を合同で行い、2021年3月に開始したモビリティサービス領域での包括的な協業について、取り組み開始から1年が経過後の成果と今後の予定を発表した。

ホンダ 2022スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 レースレポート

松下信治がウエットで圧倒的速さを見せ、9番手から逆転で初優勝  4月23日(土)~24日(日)、三重県鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第3戦が開催されました。公式予選が行なわれた23日(土)の鈴鹿 …

「無事だったのはレベルが高い証」「雨でもタイヤ交換あっていい」「ドライの方が問題は根深い」【SF Mix Voices 第3戦決勝】

 今季、全日本スーパーフォーミュラ選手権のセッション後に設けられている“メディア・ミックスゾーン”。全ドライバーが1箇所に集まり同時にメディア対応を行うという、F1やWECなど海外レースではおなじみの取り組みだ。この記事ではそこで聞けたドライバーたちの“声”を、可能な限りお伝えする。

 ウエットレースとなった第3戦鈴鹿決勝終了後、ミックスゾーンでのドライバーのコメントをお届けしよう。

■サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING) 予選3番手/決勝4位