BMWのチームとマネージメントは、ニュルブルクリンク24時間レースの結果に失望しており、BMW M社のCEOは表彰台に上がるスピードをマシンは持ち合わせていたものの、その速さを“ふさわしい結果”に結びつけることができなかった、と語った。
アウディが6度目の栄冠。名門フェニックス、史上最多タイ周回数で2022年のニュル24時間を制す
5月28~29日、ドイツ・ニュルブルクリンクでADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の決勝レースが行われ、アウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMSエボII(ケルビン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/フレデリック・バービシュ/ロビン・フラインス組)が総合優勝を飾った。
現地28日(土)16時のスタート時は気持ちの良い青空が広がっていた“聖地”ニュルブルクリンク。しかし、翌29日(日)はときおり雨が落ち、ところによって路面濡らしていく同地らしい天候のなかでの戦いとなった。
4年ぶりのニュル24時間参戦は新たな挑戦の始まり。木下隆之「“楽しかった”で終わるつもりはない」
1990年のニッサン・スカイラインGT-Rでの初参戦を皮切りに、日本人最多となるニュルブルクリンク24時間参戦回数を誇る木下隆之。本人も一体通算何度のニュルブルクリンク24時間に参戦したのかは覚えていないといい、「大体25回くらいかな?」と笑う木下。そんな木下が4年のブランクを経て、2022年の第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)に、BMWの名門シューベルト・モータースポーツのBMW M2 CSレーシングで参戦する。レースを目前に控えるなか、待ち焦がれたニュルへの想いを聞いた。
木下隆之、2022年ニュルブルクリンク24時間レースにBMW M2 CSレーシングで参戦
1991年の初挑戦以来、断続的にニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦を続けている木下隆之。参戦回数も日本人最多記録を誇る木下が、2022年のADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)へ参戦することが発表された。