ルクレール最速も「ロングランはかなり厳しい」サインツはフェラーリのアップグレードに好感触/F1第6戦金曜

 2022年F1スペインGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=1番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=2番手/2=4番手だった。

 フェラーリは、一日を振り返り、マシンにはシングルラップの速さはあるが、レースペースに関しては改善の余地があると述べている。

 今回フェラーリはアップグレードとして、新しいリヤウイング、フロアの導入、DRSメカニズムの修正などを行った。

 なお、金曜の時点でルクレール車にシーズン2基目のギヤボックスが投入されたことが発表された。

フェラーリ、タイヤのウォームアップの問題を回避するためSC中のピットインを行わず。サインツも判断を支持/F1第5戦

 フェラーリは、F1第5戦マイアミGPの決勝レース終盤のセーフティカー出動中にドライバーをピットストップさせないことで、状況を好転させる絶好の機会を逃さなかったと考えている。

 レースの40周目に起きたピエール・ガスリー(アルファタウリ)とランド・ノリス(マクラーレン)の衝突によって、最初はVSC(バーチャルセーフティカー)が導入された。レースコントロールはその後セーフティカーに切り替えたため、これはフェラーリにとって大きな突破口に見えた。首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はすでにピットレーン入口を通り過ぎており、フェラーリのドライバーたちはタイムを失わずにピットストップできる可能性があったからだ。

サインツ、クラッシュによる首の痛みを抱えながら3位を死守「チェコと戦うのが本当に大変だった」フェラーリ/F1第5戦

 2022年F1マイアミGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは3位表彰台を獲得した。

 スタートで2番グリッドから3番手に落ちたサインツは、最後まで、4番手を走るセルジオ・ペレス(レッドブル)とポジションをめぐって戦うことになった。ペレスから何度か追い越しを仕掛けられたが、サインツはしのぎきり、3位を守った。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

F1第5戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第5戦マイアミGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)だ。

ポールのルクレール、直線で速いレッドブルを警戒も「コーナーでのアドバンテージを武器に戦う」フェラーリ/F1第5戦

 2022年F1マイアミGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールはポールポジション、カルロス・サインツは2番手を獲得、決勝に向けてフロントロウを独占した。フェラーリにとって67回目のフロントロウ独占で、ルクレールにとってはキャリア12回目、今季3回目のポールポジションだ。

 なお、FIAはサインツのパワーユニット(PU)にシーズン2基目のコントロールエレクトロニクスが入れられたことを発表している。これによるペナルティはない。

サインツ、“最悪の場所”でクラッシュ「このマシンにはまだ驚かされることがある」フェラーリ/F1第5戦金曜

 2022年F1マイアミGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=6番手/2=11番手だった。サインツはFP2においてスピンを喫し、ターン14~15でバリアにクラッシュ。マシンはダメージを負い、サインツはそのまま走行を切り上げることとなった。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=6番手(1分31秒528:ミディアムタイヤ/25周)/2=11番手(1分30秒964:ミディアムタイヤ/9周)

サインツの契約延長を喜ぶルクレール「長期にわたって仕事ができれば常に利点がある」と“継続”の重要性を主張

 シャルル・ルクレールは、フェラーリがカルロス・サインツとの契約を2024年末まで延長したことを「とても重要なこと」とし、フェラーリに安定と信頼がもたらされるだろうと述べている。

 フェラーリは4月21日にサインツとの契約延長を発表した。何よりもサインツが恩恵を受けることになるが、チームのドライバーラインアップがさらに強化されることにもなる。

「他人のミスの代償を支払う羽目になった」サインツ、接触に怒りもリカルドの謝罪を受け入れ:フェラーリ/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツはオープニングラップで、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触したことで、リタイアを喫した。

 このインシデントをスチュワードは審議対象にはしなかったが、リカルドはレース後、フェラーリのモーターホームを謝罪のために訪れた。また、SNSを通して「1周目のインシデントにより自分のレースもカルロスのレースも台無しにしてしまった。彼に申し訳なく思う。本当にがっかりしている」とコメントしている。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリントトップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリント予選が行われ、1番手〜5番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

ルクレール「マックスを引き離そうとプッシュしすぎたツケが最後に回ってきた」フェラーリ/F1第4戦スプリント

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番手、カルロス・サインツは4番手だった。

 ルクレールは2番グリッドからスタートでトップを奪い、レースの大半をリードするが、終盤タイヤのグレイニングに苦しみ、22周のスプリントレースの20周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にかわされて2番手フィニッシュとなった。