ガスリー、17番グリッドから11位「リスクを冒して戦った。これこそF1と思ったよ!」アルファタウリ/F1第7戦

 2022年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは11位で完走した。2周目にウエットタイヤからインターミディエイトに交換するというギャンブルをし、何度かコース上でオーバーテイクを成功させて、順位を上げていった。レース中盤から12番手を走行、その位置でフィニッシュした後、エステバン・オコン(アルピーヌ)のペナルティに伴い、ガスリーはひとつポジションを上げた。

角田裕毅、11番グリッドから17位に落胆「ペースはまずまずだった。何が起きたのか分からない」/F1第7戦

 2022年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17位でフィニッシュした。

 序盤はウエットタイヤで11番手を維持して走行し、6周目にインターミディエイトに交換。これにより18番手に落ち、そこからポジションアップを目指していくことになった。最後の赤旗後はミディアムで15番手を走行。64周のレースの56周目にソフトタイヤに履き替え、最後尾に落ちた。

好調ガスリーがまさかのQ1落ちで苛立ち「僕たちはミスが多すぎる。トップ6の速さがあるのにチャンスを逃した」F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは17番手でQ2に進むことができなかった。

 予選Q1で角田裕毅のクラッシュにより赤旗が出た時、ガスリーは12番手からタイムを更新しようとしていた。残り約2分でセッションが再開された時、路面の進化が大きいため、多数のドライバーが最後のアタックを目指した。ガスリーも角田に続いてコースインしたが、約1秒遅れでアタックラップに入れず、17番手にポジションを落とし、フリープラクティスでは常にトップ10入りしていたにもかかわらず、Q1敗退という結果になった。

【F1インタビュー】山本雅史氏がモナコGPを訪問「レッドブルはWタイトルを狙える位置にいる」僚友と競り合う角田も評価

 元ホンダの山本雅史氏が、モンテカルロで開催されているF1第6戦モナコGPを訪れた。山本氏が今年F1の現場を訪れるのはこれが2回目だ。ここまでのレッドブルの戦いぶりについて、山本氏は、昨年は実現しなかった1-2フィニッシュをすでに2度達成している同チームは「ダブルタイトルを狙える位置にいる」と見ているという。

 一方2年目を迎えた角田裕毅は、チームメイトのピエール・ガスリーと「切磋琢磨している」と評価。F1直下のFIA F2を戦う岩佐歩夢についても、いろいろなことを吸収しながら成長していると語った。

【角田裕毅F1第7戦密着】Q3進出に向け手応えを感じるも、バリアにヒットし赤旗で状況は一変。僚友ガスリーにも影響

 モンテカルロ市街地サーキットは、ピットとパドックが離れているため、予選を終えたドライバーがピットからパドックにあるミックスゾーンに来るには、ラスカス・コーナー手前に架かるブリッジを上り下りし、メディアセンターが入っているビルの下をしばらく歩かなければならない。

 F1第6戦モナコGPの予選を11番手で終えた角田裕毅(アルファタウリ)。彼がミックスゾーンにやってきたときには、すでにQ3が始まっていたから、Q2が終了してから10分近く移動に時間を要したことになる。その足取りが重かったように見えたのは、Q2で10番手だったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)との差が0.109秒だったことだけが理由ではないことは、この後の角田とのやりとりで知ることになる。

予選11番手の角田裕毅、チームに謝罪「バリアに接触したことで2台Q3進出のチャンスが失われた」/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は11番手を獲得した。

 角田はQ1においてヌーベル・シケインでバリアに接触。それによってセッションは短い間、赤旗中断となった。その時点で角田は19番手だった。しかし角田はピットに戻り、赤旗後に最後のアタックラップを走ることができ、9番手タイムを記録して、Q2に進出した。

ガスリー初日7番手「パフォーマンスに大満足。マシンに速さがある」:アルファタウリ/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=6番手/2=7番手だった。

 ガスリーのパワーユニットには、シーズン5基目のエキゾーストシステムが入れられた。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=6番手(1分15秒083:ミディアムタイヤ/33周)/2=7番手(1分13秒636:ソフトタイヤ/32周)

【角田裕毅F1第7戦密着】アタック中の妨害が認められ今季4度目の戒告処分。FP1でも進路に関する行き違いが発生

 角田裕毅(アルファタウリ)が、F1第7戦モナコGPの初日のセッション終了後に、スチュワード(審議委員)に召喚された。

 問題となったのは、フリー走行2回目のセッション中盤にケビン・マグヌッセン(ハース)のアタックを妨害した件についてだ。

角田裕毅10番手「トラフィックに苦しんだ。自分の仕事に集中し改善していく」4回目の戒告で厳しい状況に/F1第7戦金曜

 2022年F1モナコGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=11番手/2=10番手だった。

 今回角田のマシンには、シーズン2基目のギヤボックス(RNC)が投入されている。

 角田は、FP1とFP2でそれぞれ1回ずつ、ピットレーンでのスピード違反を犯し、それぞれについて罰金1000ユーロ(約13万円)が科された。

 また、FP2においてターン10で不必要にケビン・マグヌッセン(ハース)の進路妨害を行ったと判断され、競技レギュレーション第37.5条違反により、戒告処分(ドライビング)が下された。

2022年F1第6戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第6戦スペインGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。