F1 Topic:前戦の裁定をめぐってFIAを批判したアロンソ、スペインでスライエム会長と会談

 競技中の宝飾品着用禁止をめぐって国際自動車連盟(FIA)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が対立を深めるなか、2022年F1第6戦スペインGPではFIAとフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の間にも、亀裂が走った。前戦マイアミGPのレース後に科されたペナルティに対して、アロンソが自分にペナルティを科したスチュワードの決定に不満を述べたからだ。

 マイアミGPのレース終盤、ミック・シューマッハー(ハース)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の前を走っていたアロンソは、シケインでミスをしてショートカットする形でレースを続行。それによって一時的にアドバンテージを得て、逃げ切ったと判断された。審議はレース後に持ち越され、9位でフィニッシュしたアロンソには5秒加算のペナルティが科され、11位に降格した。

チップ・ガナッシ勢がトップ3独占。佐藤琢磨が4番手に続く/第106回インディ500プラクティス8

 2日間の予選を終えた第106回インディアナポリス500マイルレース。23日に行われた2時間のプラクティス8は、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がトップスピードとなる229.441mphを記録した。

 2番手にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3番手にジミー・ジョンソン(チップ・ガナッシ)とチップ・ガナッシ勢がトップ3を占める中、佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)が228.381mphを記録し4番手に続いている。

モンツァでWECデビューを果たすプジョー9X8、現在はホモロゲーションの最終段階に突入

 5月20日(金)にWEC世界耐久選手権第4戦モンツァで『プジョー9X8』をデビューさせることを発表したプジョーは、現在“リヤウイングレス”のル・マン・ハイパーカー(LMH)マシンが「ホモロゲーションの最終段階」にあることを明らかにした。

 今年7月のレースデビューが決まったプジョー9X8のレーシングバージョンは、2021年7月に公開されたコンセプトバージョンからいくつかの修正が加えられた状態で、先週金曜日にお披露目された。