勝田貴元、サルディニアの路面に苦戦しながら6位入賞「徐々にペースを上げられた」/WRC第5戦

 6月2~5日、WRC世界ラリー選手権第5戦がイタリア、サルディニア島で開催され、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元はトヨタGRヤリス・ラリー1を駆り総合6位に入った。

 サテライトチームのTOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから2022年シーズンのWRCにフル参戦している勝田。彼とアーロン・ジョンストンとのコンビは、表彰台争いを繰り広げた前戦ポルトガルから2週間後の開催となったラリー・イタリア・サルディニアに臨んだ。

F1ルーキーシーズンは「浮き沈みがある」と周冠宇。僚友ボッタスとのW入賞を目指して集中、将来の心配はせず

 F1ドライバーの多くは、初めてのF1レースでポイントを獲得できないものだが、周冠宇はそれをやってのけた。初の中国人ドライバーである周は今年3月の開幕戦バーレーンGPで10位でフィニッシュしたのだ。

 だがそれ以降、周は少々苦戦しているようだ。チームメイトのバルテリ・ボッタスは第2戦サウジアラビアGP以外のすべてのレースでポイントを獲得しているが、周はバーレーンでの1ポイントのみに留まっている。またボッタスは40ポイントを獲得して世界選手権8位につけているが、周は1ポイントのため18位となっている。

予選2番手も決勝は厳しい結果に佐藤琢磨も落胆「思っていた以上にレッドタイヤが持たなかった」

 インディ500という年に一度の大イベントが先週終えたばかりだというのに、NTTインディカー・シリーズはミシガン州のデトロイトに移り第7戦を迎えた。

 デトロイトは毎年ベルアイルというダウンタウンの外れの島で行われて来たが、来年から1980年代のF1のようにダウンタウンでレースが復活することが決定。今年がベルアイルでの最後の開催となる。

BMW、新型LMDhマシン『BMW M ハイブリッドV8』を発表。2023年IMSAに投入へ

 6月6日、BMW Mモータースポーツは、2023年からIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の新たなトップカテゴリーとなるGTPクラスへと投入する、新型LMDh規定車両のデザインと正式名称を発表した。

 正式名称は『BMW M ハイブリッドV8』とされ、フロントエンドには“ワイド・ギドニー”を採用し、BMWの現行ロードカーと共通するデザインテーマを表現している。

フォーミュラE第9戦ジャカルタを制したのはジャガーのエバンス。今季3勝目を飾る

 6月4~5日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”第9戦ジャカルタE-Prixがインドネシア・ジャカルタで開催され、ミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)が優勝を飾った。

 フォーミュラE初開催となったインドネシアラウンド。首都ジャカルタに設営された特設サーキットには、インドネシア大統領ジョコ・ウィドドとジャカルタ知事アニス・バスウェダンも訪れ、6万人以上のファンとともに観戦を行った。