各メーカーが新パーツを検証。アプリリアは再度リヤウイングをテスト/MotoGPカタルーニャ公式テスト

 6月6日、スペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで2022年MotoGPクラスのカタルーニャ公式テストが開催され、レギュラーライダーとテストライダーのミケーレ・ピロ(ドゥカティ・テスト・チーム)の25名がエントリーしたが、3名が不参加で22名が走行した。

 2022年はシーズン中に3度のオフィシャルテストを計画。5月2日のヘレステスト、今回のカタルーニャテスト、そして9月6~7日にサンマリノテストが実施される。

大幅に順位を上げ4位フィニッシュを決めたジョアン・ミル「ポイントを獲得することが大事」/MotoGP第9戦カタルーニャGP

 6月5日、2022年MotoGP第9戦カタルーニャGPの決勝がスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)は4位を獲得した。

 予選でタイヤのグリップに苦しんだミルは、Q1チャレンジを強いられ、タイムアップにも苦しみQ1敗退。17番手6列目からのスタートとなった。レース直前のウォームアップ走行では7番手タイムを獲得し、決勝へ挑むこととなった。

プラマックのマルティン&ザルコ、W表彰台「また表彰台に帰ってくることができた」/MotoGP第9戦カタルーニャGP

 6月5日、MotoGP第9戦カタルーニャGPの決勝レースがスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が2位、ヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)が3位表彰台を獲得した。

 レース序盤、両者共に好スタートを決めると、トップグループでレースを運ぶ。マルティンはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)との激しいバトルを制し、4周目に2番手に浮上。トップグループで唯一ハードタイヤでスタートしたザルコは、1周目に4番手に浮上すると、2番手グループへのギャップを縮めていく。

レースディレクターは「何年もかけて慎重に訓練すべき」とFIA会長。将来に向けた研修プログラムに期待

 FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、将来のF1レースディレクターを育成するため、中心となる人材、特にF1で業務に従事するスタッフを対象とした研修プログラムに期待を寄せている。

 FIAのトップに就任した昨年末以降、ビン・スライエムはスポーツ部門の大規模な組織改革を進めてきた。これにより、F1レースウイークの都度、ニールス・ヴィティヒとエドゥアルド・フレイタスが交互にレースコントロールの指揮を執り、もうひとりがその補佐役を務める新たな体制が構築された。

アルファタウリF1代表、苦戦の続くシューマッハーを「こんなに早く見限るべきではない」と擁護

 アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、誰もがミック・シューマッハー(ハース)に対し、F1で何ができるか示すための時間と余裕を与えることを促している。

 フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーである23歳のシューマッハーは、ハースで厳しい2年目のシーズンスタートを切った。サウジアラビアとモナコでは大きなアクシデントを起こしてマシンを大破させ、マイアミでもクラッシュを喫した。