2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=10番手
とても厳しい結果だ。チーム全員とここに来てくれたファンに謝罪することしかできない。
余裕でQ3に進める速さがあったので、それほどプッシュしていたわけではない。でも突然スナップが出て、マシンをコントロールできず、ウォールにヒットした。
ポジティブな考え方をすると、この週末はまだ終わったわけではない。土曜にはスプリントレース、日曜にはグランプリがあり、そこで挽回のチャンスがある。難しい局面だけど、今は、この先のことに気持ちを集中させる必要がある。
(クラッシュについて語り)すごく悔しい。雨が激しくなりそうだと知っていたから、バンカーラップを入れようとしていた。1番手か2番手になると分かっていたし、それほどハードにプッシュしていなかったのに、あのコーナーでマシンが驚くような挙動を示したんだ。
雨が降り始めたからなのかもしれないし、2周連続で走ってタイヤが熱くなりすぎたせいかもしれない。原因を理解する必要がある。プッシュしてミスをするようなことはしていないと思うからね。
限界まで攻めるようなラップではなかった。バンカーを入れられればいいというラップだったんだ。でも残念ながら何らかの理由でマシンのコントロールを失った。何の前触れもなかった。
■アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 予選=9番手
今日の仕事には満足している。2022年になって初めてQ3に進出し、2台揃ってQ2に進出したのも今年初めてだったというのは、チームの努力の賜物だ。
落ち着くまでしばらく時間がかかったが、Q2の最初のランではかなり満足できた。Q3ではたった1回しかクリーンラップを得られなかった。2回目のアタックでは、ブレーキが遅れてターン2で膨らんでしまい、そこからはすべて赤旗になってしまった。少し拍子抜けするような結果に終わってしまったことは残念だが、ここからいい週末を過ごせるはずだ。
■アルファロメオ・F1チーム・オーレン
バルテリ・ボッタス 予選=8番手
技術的な問題でマシンを止めなければならなくなるまで、僕らにとってすごく力強いセッションだった。まだ原因を調査中だが、深刻な問題ではなく、すぐに解決できることを願っている。
8番手よりも上のポジションになれるポテンシャルがあっただけに少し残念だが、スプリントのある週末としては決して悪い結果ではない。まずまずのポジションで明日の戦いに挑めるし、日曜日のレースに向けてもっと順位を上げていくことを目指したい。
■オラクル・レッドブル・レーシング
セルジオ・ペレス 予選=7番手
今日は全体的に残念な一日だった。でもまだ週末の初めに過ぎないということを忘れてはならない。
予選はうまくいかなかった。僕たちはいくつかのことをうまくやれなかったと思う。タイヤの温度を上げることが重要なのに、アウトラップを正しく走ることができなかったようだ。タイヤを温めているところで赤旗が出た。
でも、マシンのペースには満足している。明日が楽しみだよ。スプリントで順位を上げて、日曜日のレースに向けて良いグリッドを確保したい。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=6番手
理論上はかなりいい感じだ。僕の前にいたみんなは2周していたのに、僕は赤旗のせいで1周しかできなかったんだと思うと少し悔しいね。2周目には改善されていたので、本当はもっと上に行けたはずだが、それは仕方ない。いいペースでいいポジションにつけられてポイント圏内までポジションアップできたからハッピーだよ。残りの週末もハードに戦うし、スプリントも楽しみだ。きっと楽しくなるよ。