2022年F1第5戦マイアミGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。
■アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 予選=10番手
今日のパフォーマンスには満足していいと思う。Q2ではいい走りができてQ3に進めた。ただ、Q3の最後のセクターをうまくまとめることができなかったのは少し心残りだ。
でも10番手からなら、明日はポイントを争うためにいいポジションにいられるはずだ。新しいレースには未知のファクターがたくさんあるし、必ずチャンスもあるはずだ。このレースに向けてかなり興奮していたけど、今はもうすっかりレースの準備ができているよ。
■スクーデリア・アルファタウリ
角田裕毅 予選=9番手
今日の自分の予選パフォーマンスに満足しています。Q3進出を目指していたものの、簡単にはいかないと考えていました。僕が週末序盤にかなり苦しんでいたからです。でも今日はいい形で盛り返すことができました。予選でマシンパフォーマンスを最大限に引き出したと思います。
もちろん、重要なのは明日ですし、楽しみにしています。気温がかなり高くなり、大変なレースになるでしょうが、アタックしてポイント圏内でフィニッシュすることを目指します。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=8番手
予選には満足だ。まずまずの位置につけているし、これ以上のことができたとは思わない。マシンは求めていた通りというわけではなかったし、すべてを出し切ったという感じでもなかったから、ドライビングしていて難しいセッションになってしまった。
でも今日は他のみんなにとっても難しかったと思う。僕は最後のラップでミスをしてしまい、見た感じだとふたつくらいポジションを落とした。だから最高にハッピーというわけではないけど、もっとひどい結果になっていた可能性もあるからね。
■スクーデリア・アルファタウリ
ピエール・ガスリー 予選=7番手
今年ここまででベストの予選結果を出せたので、ものすごくうれしい。それをマイアミで達成できたというのも素晴らしいことだ。
午前中はマシンのフィーリングがあまりよくなくて、かなり苦労していた。だから、今日予選でどのあたりまで行けるのか、分からずにいたんだ。でも肝心なタイミングですべてをうまくまとめることができて、7番手をつかんだ。
中団はとてもタイトで、ギャップがコンマ2、3秒だ。それでも明日に向けて良いスタートポジションを確保できた。このサーキットではそれが大きな意味を持つ。
新しいトラックで未知の要素が多く、タイヤ戦略に関しても、デグラデーションのデータがあまりない。オーバーテイクのチャンスがたくさんあるのかどうかも分からないんだ。それでも楽しいレースになると思うよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=6番手
僕にとって、過去3戦に比べるとはるかに良い予選になったことに感謝している。この結果を受け入れるよ。これからもこつこつ努力を続け、作業を続けていくだけだ。舞台裏では驚くような作業が行われていて、皆が懸命に働いている。
残念ながら、自分たちが望んでいるようなスピードで前進しているとは思わない。上位からのギャップは今年の初めからほとんど変わっていない。それでも懸命に集中し、作業を続け、トンネルを掘り続けていけば、最終的には目指す場所へと辿り着くことができるだろう。
レースペースについて予想するのは難しい。僕としては、今週末はほとんどずっと、マシンに良い感触を持っていない。ただ、今日はタイヤを良い状態に持っていけたときには、多少期待を感じることができた。