バッサー・サリバン、『レクサスGP』で2台目のRC F GT3をGTDに追加投入/IMSA

 バッサー・サリバン・レーシング(VSR)は、今週末5月14~15日に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦『レクサス・グランプリ・アット・ミド・オハイオ』で、2台のレクサスRC F GT3をGTDクラスにエントリーさせる。

 先週水曜に発表された同ラウンドのエントリーリストによると、VSRのドライバーであるジャック・ホークスワースは、ミド・オハイオでの今季第5戦においてブロンズドライバーのリチャード・ハイスタンドとペアを組み、ゼッケン17番をつけたレクサスRC F GT3でプロ・アマのGTDクラスに出場する。

ミシュランとIMSAがテストへのタイヤ供給制限を確認。サプライチェーン問題を受けレースを優先へ

 IMSAは、ミシュランのレースタイヤの在庫をプライベートテストよりも公認イベント用に優先的に供給させる予定だ。これは世界的な出来事によって、最近多くのサプライヤーが影響を受けているサプライチェーンの問題により、レースタイヤの供給量が制限されることが予想されるための措置である。

 ミシュラン・モータースポーツが5月6日(金)にアナウンスしたこの変更は、フランスのタイヤメーカーとIMSAが共同で合意したものであり、ウェザーテック・スポーツカー選手権をはじめ、ミシュラン・パイロット・チャレンジ、プロトタイプ・チャレンジ、さらにポルシェカレラカップ・ノースアメリカのチームに影響を与えることになる。