勝田貴元、表彰台まであと一歩に迫る4位入賞「もっとペースを改善したい」/WRC第4戦ポルトガル

 5月19日から22日にかけて、ポルトガル北部の都市ポルトを中心に、2022年シーズンのWRC世界ラリー選手権第4戦『ラリー・ポルトガル』が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加してWRCトップカテゴリーに出場している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、今季のベストリザルトに並ぶ総合4位でラリーを終えた。

 ラリー・ポルトガルは今シーズン最初のグラベル(未舗装路)イベントだ。勝田は過去の大会に何度か出場し昨年は4位入賞を果たしたが、プラグイン・ハイブリッドシステムが搭載された、新世代のラリー1カーでのグラベルラリーは今戦が初めてとなり、新しいチャレンジとなった。

3連勝のロバンペラ「今回の勝利は自分でも予想外だった」/WRC第4戦ポルトガル デイ4後コメント

 WRC世界ラリー選手権は5月22日、2022年シーズン第4戦ポルトガルの競技最終日を迎え、デイ4のSS17~21が行われた。この前日にTOYOTA GAZOO Racing WRTのチームメイトを逆転し総合トップに躍り出たカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)との一騎打ちを制して優勝。今季3勝目を3連勝でマークしている。そんな『ラリー・ポルトガル』の全日程を終えた各チームからドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT

「3連勝は本当にすごい!」豊田章男氏がWRC第4戦勝利後にコメント。富士24時間に向けたメッセージも

 5月19日から22日にかけて、ポルトガル北部の都市ポルトを中心に開催されたWRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)の3連勝、かつ僚友エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組とのワン・ツー・フィニッシュという結果で幕を閉じた。

 この結果に対して23日、トヨタ自動車社長でTOYOTA GAZOO Racingのチームオーナーでもある豊田章男氏がプレスリリースを通じてコメントを発表。TGR WRTの各ドライバーや、ヤリ-マティ・ラトバラが率いるチームに対する謝辞を述べた。

トヨタ、WRCポルトガルでワン・ツー。3連勝ロバンペラの急成長に「信じられない」とラトバラ代表

 5月22日、WRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルの最終日デイ4が、ポルトガル北部のマトジニョスを起点に行われ、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝。第2戦スウェーデンからの連勝を3に伸ばした。また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2位でフィニッシュしたため、チームはワン・ツー・フィニッシュを達成している。

 なお、週末に2度のデイリタイアを喫したセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、総合51位でラリーを終えた。TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションからWRC全戦に参戦している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合4位でフィニッシュ。この結果、ドライバーズランキングで3番手となっている。

【順位結果】2022年WRC第4戦ポルトガル SS21後

 WRC世界ラリー選手権は5月22日、2022年シーズン第4戦ポルトガルの競技最終日を迎え、デイ4のSS17~21が行われた。前日にTOYOTA GAZOO Racing WRTのチームメイトを逆転し総合トップに躍り出たカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)との一騎打ちを制して優勝。今季3勝目を3連勝でマークしている。ダニ・ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)と僅差の3位表彰台争いを繰り広げた勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、最終パワーステージで惜しくも競り負け総合4位となった。

■2022年WRC第4戦ラリー・ポルトガル暫定結果 SS21後

ロバンペラ強し、チーム内バトルを制し3勝目。勝田は惜しくも表彰台を逃す/WRC第4戦ポルトガル

 WRC世界ラリー選手権は5月22日、2022年シーズン第4戦ポルトガルの競技最終日を迎え、デイ4のSS17~21が行われた。前日にTOYOTA GAZOO Racing WRTのチームメイトを逆転し総合トップに躍り出たカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)との一騎打ちを制して優勝。今季3勝目を3連勝でマークしている。

 今年1月にモンテカルロで開幕した“WRC新時代”の2022シーズンは、フルスノーラリーの第2戦スウェーデン、ターマック(舗装路)で争われた第3戦クロアチアを経て、今季初のグラベル(未舗装路)イベントとなるポルトガルにやってきた。

TOYOTA GAZOO Racing WRT 2022年WRC第4戦ポルトガル デイ3レポート

WRC 第4戦ラリー・ポルトガル デイ3 ロバンペラが首位に立ち、エバンスは総合2番手に 勝田も総合3番手につけ、トヨタGRヤリス・ラリー1がトップ3を独占  5月21日(土)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC) …

逆転許したエバンス「最終日もきっといい戦いが続くはず」/WRC第4戦ポルトガル デイ3後コメント

 5月21日、WRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルの競技3日目は、SS10~16の計7SSで争われ、デイ3を総合2番手でスタートしたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、チームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)を逆転して首位に浮上した。そんなデイ3を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

勝田貴元が3番手に浮上。首位争いはロバンペラが僚友からリードを奪い最終日へ/WRCポルトガル

 5月21日、WRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルの競技3日目は、SS10~16の計7SSで争われ、デイ3を総合2番手でスタートしたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、チームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)を逆転して首位に浮上した。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)も前日からひとつ順位を上げて総合3番手となり、トヨタ勢がワン・ツー・スリー体制を築いてラリー最終日を迎えることになった。

 SS合計距離が164.98kmと4日間で最長となった競技3日目。この日は午後に雨が降り出した影響で、一部のステージではウエットコンディションとなった。

【順位結果】2022年WRC第4戦ポルトガル SS16後

 5月21日、WRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルの競技3日目は、SS10~16の計7SSで争われ、デイ3を総合2番手でスタートしたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が、チームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)を逆転して首位に浮上した。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)も前日からひとつ順位を上げて総合3番手となり、トヨタ勢がワン・ツー・スリー体制を築いてラリー最終日を迎えることになった。

■2022年WRC第4戦ラリー・ポルトガル暫定結果 SS16後