メルセデスを悩ますポーパシング。『タラレバ』でホンダNSX-GT開発者に聞く解決法とフロア開発の難しさ

 フェラーリ、レッドブルが白熱したトップ争いを繰り広げるなか、5戦目を終えても未勝利でいっこうに結果が向上しないメルセデス陣営。F1界トップクラスの資金&開発力と最新シミュレーター技術で近年最強マシンを作り続けたメルセデスが、なぜここまでの低迷に……と、疑問に思う方も多いはず。そのメルセデスの低迷の一番の原因でもある今季のマシン、W13のポーパシング(バウンシング)の原因と解決法にはどのようなアプローチが必要なのか。ホンダで長年、スーパーGTに参戦するNSX-GTの空力&車体開発を担当してきた徃西友宏エンジニアに聞いた内容が興味深かった。

師匠を追い抜く弟子。刻々変わる予選の路面「フラップ調整は効果的」と角田裕毅【SNSピックアップF1第4戦(2)】

 抜きづらいと言われるイモラ・サーキットではあるがスプリントではバトルが続発し想像以上に興奮するレース展開となった。さらに弟子が師匠を追い抜くシーンなどドラマチックなシーンも。コース外ではアルファタウリのふたりが本音で語る人気シリーズの最新版がリリース。コース内外の話題をSNSから紹介する。

●「フラップは重要なんだ」と角田

 アルファタウリのビハインド・ザ・バイザーシリーズシーズン2。早くも3回目を迎えた今回のテーマは『フラップとウイング』だ。セッティングの変更がどれだけマシンの反応が変わるのか、つねに意識を集中して感じ取り、的確にエンジニアとコミュニケーションを取る。真剣なふたりのコメントは必見だ。