「ヨコハマのMRが速い」裏付けと、オフに“飛躍”したダンロップ。富士450kmで勢力図は変わるか【GT300タイヤ開発最前線】

 GT500クラスと同じく、タイヤの開発競争が勝負の行方を左右するスーパーGT・GT300クラス。今季はミシュランが復帰し、4メーカーでの開発競争が展開されている。2022年開幕戦岡山では、予選と決勝で少々異なる勢力図が見られたが、各メーカーはどような狙いを持って、2022年シーズンを迎えたのだろうか。それぞれの開発担当者に話を聞いた。

■“横展開”が迅速なヨコハマ。昨年からの開発が実る

「今年はヨコハマを履くミッドシップ勢が速い」

 2022年シーズン開幕前。オフのテストの段階から、そんな声が聞こえていた。

細部にこだわる関口雄飛、4年目の経験が活きる中山雄一【GT500新コンビのファーストインプレッション/39号車DENSO GR Supra】

 毎年、スーパーGTのGT500クラスでは各陣営ともにドライバーの入れ替えなど体制変更を行うチームが多く、2022年もGT500クラス15台のうち8台でペアが変更となった。コンビが変わると、セッティングの方向性やドライビンススタイルなど“相性”の部分も気になってくるもの。

 近ごろのスーパーGTはタイム差が非常に拮抗しており、ほんのわずかな差で順位が決まってしまうため、コンビネーションの良さも勝つためには欠かすことができない要素となる。そこで、今シーズン新たなぺアを結成ドライバーたちに、パートナーの印象や相性などを聞いていく。

 今回は脇阪寿一監督率いるDENSO KOBELCO SARD GR Supraだ。2022年シーズンは前年のGT500王者である関口雄飛が加入し、中山雄一とペアを組んで戦う。

TEAM UPGARAGE 2022スーパーGT第1戦岡山 決勝レポート

SUPER GT Rd1 岡山決勝レポート 2022年開幕戦・岡山300㎞レース 4番手グリッドからスタートし 小林選手が3位に、太田選手が2位に浮上してゴール 今年のTEAM UPGARAGEは一味違う速さがあります …

より良いレース運営を目指して──。スーパーGT第1戦岡山来場者アンケート実施中!

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、4月16日~17日に岡山国際サーキットで開催した第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』について、現地観戦した方を対象としたインターネットでのアンケートを …

ファン参加型の『J SPORTSベストパフォーマンス賞』。第1戦岡山はTEAM KUNIMITSUが受賞

 2022年のスーパーGTの第1戦決勝レースが4月17日、岡山国際サーキットで行われ、TEAM KUNIMITSUの100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が、ファンからの投票によって決定される『J SPORTSベストパフォーマンス賞』を受賞。J SPORTSから表彰と賞金が贈呈された。

スーパーGT第1戦岡山のZFアワードはクラッシュから車両修復を果たしたTEAM MACHが受賞

 スーパーGTのレースウイークに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたメカニックに贈られる『ZFアワード』が2022年も開催される。4月16〜17日に開催された第1戦岡山国際サーキットでは、予選Q1でクラッシュし。徹夜の修復で決勝に出走、18位完走を果たしたTEAM MACHに贈られた。

全部見せます。2022年スーパーGTドライバーたちのレーシングスーツ姿(3)

 4月16〜17日、岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』。今季もGT500クラス、GT300クラスともに熱いレースが展開されたが、その主役であるGTドライバーたちも、2022年の新たなレーシングスーツに身を包み登場した。

全部見せます。2022年スーパーGTドライバーたちのレーシングスーツ姿(2)

 4月16〜17日、岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』。今季もGT500クラス、GT300クラスともに熱いレースが展開されたが、その主役であるGTドライバーたちも、2022年の新たなレーシングスーツに身を包み登場した。