GT500クラスと同じく、タイヤの開発競争が勝負の行方を左右するスーパーGT・GT300クラス。今季はミシュランが復帰し、4メーカーでの開発競争が展開されている。2022年開幕戦岡山では、予選と決勝で少々異なる勢力図が見られたが、各メーカーはどような狙いを持って、2022年シーズンを迎えたのだろうか。それぞれの開発担当者に話を聞いた。
■“横展開”が迅速なヨコハマ。昨年からの開発が実る
「今年はヨコハマを履くミッドシップ勢が速い」
2022年シーズン開幕前。オフのテストの段階から、そんな声が聞こえていた。