ホンダNSX陣営でトップの2位表彰台17号車Astemo、8号車と100号車との違い

 気温35度に達するコンディションのなかで行われた2022年スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。今季はここまで上位争いに顔を出せていなかった17号車Astemo NSX-GTだが、チームにとっても地元である鈴鹿サーキットで2位表彰台を獲得した。

 今季は新たに松下信治が加入し、シーズン前から注目度も高かった17号車だが、第1戦岡山では予選12番手に沈み、決勝ではポジションを上げるも9位フィニッシュ。気を取り直して臨んだ第2戦富士も、予選では歯車がかみ合わず15番手となり、決勝では着々とポジションを上げるも9位に終わるなど、不本意な成績が続いていた。

収まらないFCYカウントダウン時のアクシデント。GT500に起きたトラブル、ペナルティまとめ【第3戦鈴鹿決勝】

 FCY(フルコース・イエロー)3回、SC(セーフティカー)2回が導入されて、サバイバル模様となったスーパーGT第3戦鈴鹿。GT500クラスで起きたトラブルやアクシデント、ペナルティとなった案件について、現場での取材をもとにまとめた。今回の鈴鹿ではFCY導入時、そして解除時に多くのアクシデントが発生し、それぞれにペナルティが課された。

新型Zで初優勝の千代「今回はチームの勝利」。高星「ほぼ完璧なレースができて嬉しい」【第3戦GT500決勝会見】

 鈴鹿サーキットで開催された2022スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。5月29日に行われた決勝レースを終え、GT500クラスで優勝を飾ったCRAFTSPORTS MOTUL Zの千代勝正と高星明誠が決勝日を振り返り、次戦への展望を語った。

BMW Team Studieと荒聖治がクラス初制覇「やっと優勝をプレゼントすることができた」【第3戦GT300決勝会見】

 鈴鹿サーキットで開催された2022スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。5月29日に行われた決勝レースを終え、GT300クラスで優勝を飾ったStudie BMW M4の荒聖治と近藤翼が決勝日を振り返り、次戦への展望を語った。

Studie BMW M4がGT初優勝。2度のSCの波乱でウエイト66kgのリアライズ GT-Rが3位【第3戦GT300決勝レポート】

 5月29日、2022年のスーパーGTの第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』の決勝レースが、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは7号車Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)がポール・トゥ・ウインを飾った。2位に5号車マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(冨林勇佑/平木玲次)、3位に56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が続いている。

新型Zの初優勝をCRAFTSPORTS Zが達成。千代&高星も揃ってGT500初優勝【第3戦決勝レポート】

 5月とは思えぬ酷暑のコンディションで開催された2022年のスーパーGT第3戦、鈴鹿サーキットでのGT500クラス決勝は、まさに“筋書きのないドラマ”を演じ切った3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zの千代勝正と高星明誠が、フルコースイエロー(FCY)やセーフティカー(SC)の入り乱れる大混戦を制して今季初優勝。ファンを凍りつかせた第2戦富士での大クラッシュを乗り越え、高星が最高のカムバックを果たすとともに、今季デビューの新型ニッサンZ GT500も初勝利、そしてニッサン/ニスモとしても鈴鹿4連勝を成し遂げた。

【順位結果】2022スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝

 5月29日、2022スーパーGT第3戦の決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスはCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が優勝を飾った。2位にはAstemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)、3位にはKeePer TOM’S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)が続いた。

 GT300クラスはStudie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が制し、2位にマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(冨林勇佑/平木玲次)、3位はリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)という結果になっている。

【タイム結果】2022スーパーGT第3戦鈴鹿 ウォームアップ走行

 5月29日、2022スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』のウォームアップ走行が鈴鹿サーキットで行われた。20分間のセッション中、残り8分を残したところでシェイドレーシング GR86 GTの平中克幸がデグナーカーブ立ち上がりでクラッシュ。これによりセッションは赤旗が提示され、そのままセッション終了となった。なお、平中はクラッシュ後にチームと無線で会話ができているとのことだ。

 ウォームアップ走行は、CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)がGT500クラスのトップタイムを記録し、GT300クラスはRUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/柴田優作)が首位でセッションを終えている。また、この後のスタート進行は当初のスケジュールから10分遅れで進行される予定だ。