【憲法施行75年】岸田首相、自衛隊「違憲論争に終止符」

岸田文雄首相(自民党総裁)は3日に憲法施行から75年となるのを前に産経新聞の単独インタビューに応じ、改めて憲法改正への意欲を示した上で、9条への自衛隊明記について「自衛隊の違憲論争に終止符を打つため、大変重要な課題であると丁寧に説明を続けていきたい」と述べた。夏の参院選で改憲を党公約の重点項目に…

<独自>日本海上、無人機で監視 極超音速兵器追尾

防衛省が、現在のミサイル防衛(MD)で対処が難しいとされる極超音速兵器などを探知・追尾するため、日本海などの上空に多数の滞空型無人機を常時展開する構想を検討していることが30日、分かった。同省は令和4年度当初予算に調査研究費1億円を計上。人工衛星を低軌道に多数投入する米国の「衛星コンステレーショ…

4630万円「返還拒否」は罪に問えない?後味悪い給付金誤入金

新型コロナウイルス対策の給付金をめぐり人口3千人の町が揺れている。山口県阿武(あぶ)町で4月、コロナ禍の影響があった住民税非課税世帯への臨時特別給付金を1世帯に誤って振り込むミスが発覚した。その額、463世帯分相当の4630万円。思わぬ大金を手にした世帯主は「戻せない」と返還を拒んでおり、回収のめ…

「平和主義者」が戦争を招く… 岩田温

ロシアによるウクライナ侵攻で壊滅的な被害を受けた南東部のマリウポリ。ロシア側の軍用車両が列をなして進む=4月21日(ロイター)俄には信じ難いと思った人が多かったのではないか。ロシアが平然とウクライナに侵攻した。戦争を忌避し、平和を愛好する日本国民にとっては衝撃的な事実だった。21世紀においても戦…

地方選で苦戦続く共産 野党共闘批判が打撃か

東京・千駄ヶ谷の日本共産党本部共産党が地方議員選で苦戦を強いられている。今月の埼玉県春日部市議選(定数30)で現職2人が落選するなど、市町村議選に強いという評価が覆されかねないような惨敗が続いているのだ。党関係者は、昨年の衆院選での野党共闘に絡み「共産党と組んだ立憲民主党」への忌避感が有権者に広…

露副首相 北方領土「ロシアのものにする」

ロシアの極東開発を統括するトルトネフ副首相は25日、北方領土について、独自の開発や投資をさらに進め、「ロシアのものにする」との意向を示した。日本が令和4年版の外交青書で、北方領土は「ロシアに不法占拠されている」との表現を復活させたことへの反発とみられる。 ロシアはこれまでに北方領土を経済特区に指定…

携帯ショップ覆面調査 楽天モバイル違反23.3%

総務省は25日、携帯電話市場の公正競争について議論する有識者会議を開き、販売代理店に対する覆面調査の結果を公表した。大幅に値引きした端末を回線契約なしで販売することを拒否するといった法令違反が、まだ続いている実態が浮き彫りとなった。昨年に比べて減ったものの、一般消費者がお買い得な端末を手に入れる…

【新聞に喝!】不可解な「匿名報道」朝日は説明せよ 酒井信彦

成人年齢が18歳に引き下げられ、犯罪者の実名公表が問題になっている。甲府市内で起きた、夫婦殺人事件の犯人である19歳の人物の実名を、4月8日に甲府地検が発表した。翌9日の新聞では全国紙の5紙は実名で報道し、ブロック紙の東京新聞は匿名であった。新聞社のネット配信では対応が分かれ、新聞社系列のテレビ…

米高官ソロモン諸島訪問 中国の軍事拠点化なら「相応の対応」

22日、ソロモン諸島の首都ホニアラに到着した米国のキャンベル・インド太平洋調整官(オーストラリア放送協会提供、AP) 【ワシントン=渡辺浩生】米ホワイトハウスは22日、国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官ら米使節団がソロモン諸島を訪問し、ソガバレ首相と会談したと発表した。米側…

<独自>デジタル庁事務方トップの石倉氏退任へ

デジタル庁の事務方トップ「デジタル監」の石倉洋子氏(73)が退任する見通しとなったことが22日、分かった。早ければ5月にも退任する方向で、昨年9月の就任から1年足らずという異例の早さでの交代となる。政府はデジタル分野の専門家をあてる方向で後任人事の調整に入った。 石倉氏は経営戦略やグローバル人材が…