沖縄県が本土復帰してから15日で50年となる。多くの在日米軍が駐留する「基地の島」であるのは半世紀前と変わらないが、沖縄をめぐる戦略環境は大きく変化した。中国の脅威に直面する「最前線」となる一方、米国は台湾周辺をインド太平洋の主戦場とにらみ、新たな戦い方を模索する。これに伴い沖縄の位置づけも様変…
地方議員がロシア・中国問題をあえて叫ぶ理由
ロシアのウクライナ侵攻や中国の覇権主義的な動きなど、混沌(こんとん)とする国際情勢の中、関西の若手地方議員らが「国を守る」ことを主眼とした世論喚起に力を入れている。根底にあるのは、国がなければ、そもそも地方は存在しないとの強い思いだ。「地方議員の本分ではない」との批判もあるが、ロシアのウクライナ…
神奈川県など約7万軒停電 小田急など一部運転見合わせ
乗り入れ先の小田急線が停電で運転を見合わせていることを伝える電光掲示板=13日午後11時23分、東京都千代田区の霞ケ関駅(大竹直樹撮影) 神奈川県を中心に13日夜、首都圏で大規模な停電が発生した。東京電力パワーグリッドによると、午後11時現在で1都3県で計約6万9410軒が停電している。 内訳は、…
中国空母、艦載機発着200回以上 日本と台湾に近接
岸信夫防衛相は10日の記者会見で、沖縄県南方の太平洋で活動中の中国海軍空母「遼寧」について、連日確認されている艦載機などの発着艦回数が計200回を超えたと明らかにした。これまでで日本にもっとも近接した海域で活動しており、岸氏は「懸念を持って注視せざるを得ない」と警戒感を示した。 「遼寧」など8隻の…
中国空母、艦載機発着100回以上 日本と台湾に近接
岸信夫防衛相は10日の記者会見で、沖縄県南方の太平洋で活動中の中国海軍空母「遼寧」について、連日確認されている艦載機などの発着艦回数が計100回を超えたと明らかにした。これまでで日本にもっとも近接した海域で活動しており、岸氏は「懸念を持って注視せざるを得ない」と警戒感を示した。 「遼寧」など8隻の…
立民、逮捕の常任顧問を解任 泉代表が陳謝
現職の国会議員になりすまし東海道新幹線のグリーン券をだまし取るなどしたとして、立憲民主党岐阜県連常任顧問で、元参院議員の会社役員、山下八洲夫容疑者(79)が逮捕された事件で、同県連は9日、常任顧問の解任と党員身分の除籍を決定した。 山下容疑者は昭和58年から旧社会党衆院議員を4期務めた後、平成10…
【歴史シアター】内裏正殿を塞ぐナゾの前殿 天皇の指示受ける官僚施設か 後期難波宮
復元された後期難波宮の大極殿基壇。その一帯に宮域が広がっていた=大阪市中央区奈良時代初め(8世紀前半)、聖武天皇(701~756年)が造営し、一時は都とした後期難波宮(大阪市中央区)。その内裏(だいり)区画に、他の宮都では例がない建物があった。内裏正殿のすぐ南側に正面をふさぐように建てられた前殿…
【国境がなくなる日】中国企業が洋上風力発電に触手 日本を丸裸に
秋田港湾に建設が進む洋上風力発電=秋田市(萩原悠久人撮影)太陽光や風力を利用した再生可能エネルギー事業が拡大する中、今年に入り中国企業が日本の洋上風力発電事業を受注したことが報じられ、関係者に波紋を広げている。中国資本が太陽光発電事業でわが国に手広く進出していることは、昨年11月22日付本紙で報…
38歳女性市長のリコール騒動から見えてきたもの
内藤佐和子市長は自身へのリコール運動について「名誉に関わるので事実解明を望む」と話した=4月12日、徳島市役所全国最年少の女性市長として注目を浴びた徳島市の内藤佐和子市長(38)。4月で就任から2年が経過したが、「選挙公約を守っておらず信用できない」と市民団体から今年1月、リコール(解職請求)運…
自民・高市氏「招かれても行かんわい!」 ロシア入国禁止で
自民党の高市早苗政調会長は4日、ロシア外務省による入国禁止措置の対象者に自身が含まれていたことを受け、「上等やないかいっ。招かれても行かんわい!」とツイッターに書き込んだ。