F1ルーキーシーズンは「浮き沈みがある」と周冠宇。僚友ボッタスとのW入賞を目指して集中、将来の心配はせず

 F1ドライバーの多くは、初めてのF1レースでポイントを獲得できないものだが、周冠宇はそれをやってのけた。初の中国人ドライバーである周は今年3月の開幕戦バーレーンGPで10位でフィニッシュしたのだ。

 だがそれ以降、周は少々苦戦しているようだ。チームメイトのバルテリ・ボッタスは第2戦サウジアラビアGP以外のすべてのレースでポイントを獲得しているが、周はバーレーンでの1ポイントのみに留まっている。またボッタスは40ポイントを獲得して世界選手権8位につけているが、周は1ポイントのため18位となっている。