「日米安保廃棄」共産が参院選公約発表 野党共闘後退で逆流に直面

共産党の志位和夫委員長は8日の記者会見で、夏の参院選の公約を発表した。平和外交と物価高騰対策を柱に掲げ、憲法9条改正反対や「異次元の金融緩和」の抜本的見直し、大企業の内部留保への課税などを打ち出した。ただ国政選挙のたびにこだわってきた野党共闘は後退しており、今回は逆流の中の戦いとなる。 志位氏は会…

韓国、竹島の日本EEZ内で調査 日本抗議

政府は29日、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)北方の日本の排他的経済水域(EEZ)で、韓国の国立海洋調査院に所属する海洋調査船がワイヤーのようなものを海中にたらしていることを確認した。韓国側は日本側の問い合わせに対し、「調査を行っている」と回答した。韓国側から事前に連絡や科学的調査に関…

「北朝鮮ともお友達?」鈴木宗男氏、朝鮮総連の全体大会での挨拶動画が物議

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の第25回全体大会が28日東京都内で開催され、日本維新の会の鈴木宗男参院議員が来賓として挨拶していたことが明らかになった。 翌29日になり、鈴木氏が「いくばくかのお役に立ちたい」などと挨拶した様子の動画がネットで拡散。今週は北朝鮮が弾道ミサイルを発射しばかり。さらにこの日…

昭和天皇の肖像燃やすシーン「憎悪や侮辱の表明ではない」 名古屋地裁 愛知のトリエンナーレ

「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会が展示の中止を決めた「平和の少女像」=令和元年8月、名古屋市 愛知県の大村秀章知事が会長を務める芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会が、名古屋市に未払いの負担金を支払うよう求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(岩井直幸裁判長)は25日、請求通り約33…

安保環境の激変で大転換 日本学術会議「軍民両用」研究を否定せず 年間10億円の血税投入「浮世離れ」組織、民営化案浮上で目くらましか

日本学術会議の姿勢が注目されている。多額の血税が投入されながら、特定の政治勢力の影響力が強く、自国の防衛研究に過度なブレーキをかけてきたが、国会で、民生と軍事の「デュアルユース」(軍民両用)の先端技術について、「研究を否定しない」とする姿勢を明らかにしたのだ。菅義偉前政権では、日本学術会議の民営…

<独自>韓国、竹島南方EEZ内で無許可調査か

韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で5月上旬、韓国国営企業が無許可の海洋調査を実施した疑いがあることが16日、政府関係者への取材で分かった。調査は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任したタイミングで実施され、林芳正外相は訪韓中だった。日本政府は事案…

「露よりも与党が許せない」 立民、改憲阻止に意欲

護憲派は憲法記念日の3日、東京都内で集会を開催し、立憲民主党の奥野総一郎衆院議員、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が出席した。3党は夏の参院選に向けて、「危機に乗じた改憲は許さない」などと足並みをそろえた。 衆院憲法審査会の野党筆頭幹事を務める奥野氏はあいさつで、ウクライナに侵攻したロ…