完全新開発のレーシング『スカニア』も参戦へ。開幕前テストに続き2022年は全15台が集結/ETRC

 2020年からETRCヨーロピアン・トラック・レーシング・チャンピオンシップに参戦するドイツ出身のクレメンス・ヘッカーが、新たなシーズンに向け完全新開発の新型トラック投入を表明。デビュー時よりゆかりのある北欧『SCANIA(スカニア)』製ヘッドを採用した、その名も“プレデター・ミンナ”で、自身3年目のETRCを戦うとアナウンスした。また、4月下旬にチェコ共和国のモストで開幕前プレテストを実施したシリーズは、全15台を数える年間エントリーリストを公開している。

 かつてミカエル・ヨハンソンがドライブした『スカニア・トーピード』を譲り受け、2017年にドイツ国内選手権でデビューを飾ったヘッカーは、その後トラックレーシング界で実績あるMAN(マン)にスイッチしてオランダのシリーズで腕を磨いたのち、2020年より晴れて欧州選手権のETRC昇格を果たした。

これが最後の商用車用ディーゼルエンジン!! VW傘下のトレイトンが歴史的決断!

 フォルクスワーゲングループの商用車部門であるトレイトンは、マンやスカニア、ナビスター・インターナショナルなどを擁する世界有数の商用車グループだ。  そのトレイトンはグループ各社で共有する次世代のディーゼルエンジンプラットフォーム「CBE」…

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