アンドレッティのF1参戦を歓迎するアロンソとアルピーヌCEO。アメリカのF1人気をさらに上昇させると主張

 2024年からのF1参戦を目指すアンドレッティ・オートスポーツについて、F1関係者が彼らの参入に慎重な見方を示すなか、アルピーヌのフェルナンド・アロンソとローラン・ロッシCEOはこれを歓迎する姿勢を見せている。

 NTTインディカー・シリーズやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、ABB FIAフォーミュラE世界選手権などで輝かしい実績を持つアンドレッティ・オートスポーツは、2024年にF1に参戦することを計画しており、FIAに承認を求めている。FIAがこれを認めるかは依然として不透明だが、アルピーヌF1のアロンソは彼らの参入を歓迎している。

【F1チーム代表の現場事情:番外編】F1参戦目指しロビイングに励むアンドレッティと、既存チームの冷ややかな反応

 大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、F1参戦計画をなんとか前に進めようとマイアミGPを訪れていたマイケル・アンドレッティと、既存チームの代表らの反応を観察した。

─────────────────────────────────

 どのF1チーム代表にとっても、マイアミGPは忙しい週末だった。グランプリを前にした水曜夜にはローンチパーティが行われ、大勢のファンの歓声を浴びながら、ドライバーたちとともに全代表がステージの上に上がった。

 アメリカにおいてF1がどれだけ大きな存在になったのかを目の当たりにした瞬間だった。NFLのスーパースターや有名な俳優たちがパドックを自由に歩き回っていたが、ファンの興味の対象は、F1で働く人々だったのだ。