2022年F1第6戦スペインGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。
アロンソ、最後尾から入賞「優勝したような気分。ファンにショーを見せることができてよかった」アルピーヌ/F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは9位、エステバン・オコンは7位だった。
アロンソは予選で17番手だったが、パワーユニット交換を行ったペナルティでグリッド後方からのスタートとなった。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=9位
20番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
アンドレッティのF1参戦を歓迎するアロンソとアルピーヌCEO。アメリカのF1人気をさらに上昇させると主張
2024年からのF1参戦を目指すアンドレッティ・オートスポーツについて、F1関係者が彼らの参入に慎重な見方を示すなか、アルピーヌのフェルナンド・アロンソとローラン・ロッシCEOはこれを歓迎する姿勢を見せている。
NTTインディカー・シリーズやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、ABB FIAフォーミュラE世界選手権などで輝かしい実績を持つアンドレッティ・オートスポーツは、2024年にF1に参戦することを計画しており、FIAに承認を求めている。FIAがこれを認めるかは依然として不透明だが、アルピーヌF1のアロンソは彼らの参入を歓迎している。
アルピーヌF1離脱が囁かれるアロンソ、ベッテルの後任としてアストンマーティン加入の噂が再燃
2022年限りでのBWTアルピーヌF1チーム離脱が囁かれるフェルナンド・アロンソが、セバスチャン・ベッテルの後任としてアストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームに加入するとの噂が広まっている。
2021年のF1復帰以来アルピーヌからの参戦を続けるアロンソだが、現在は彼の来シーズンの去就に注目が集まっている。アロンソは「あと2、3年」の現役続行を望んでいるが、それがアルピーヌからの参戦になるかは不透明だ。
パワーユニット部門に積極的な設備投資を行うアルピーヌF1「次の世代の開発に備えている」と責任者
BWTアルピーヌF1チームのパワーユニット部門責任者であるブルーノ・ファミンは、新体制のもとでチームが正しく機能していることを強調し、アルピーヌがパワーユニット部門において積極的な設備投資を行っていることを明かした。
「新規則導入後100戦以内にチャンピオンシップを争う」という目標を掲げるアルピーヌは、チーム力の向上を目指し、2022年に大幅な組織体制の変更を行った。
マイナーチェンジしたA110Sを展示! アルピーヌブースの出展車両が決定!【ル・ボラン カーズ ミート2022 横浜】
自動車雑誌「LE VOLANT(ル・ボラン)」がプロデュースするオープンエアのモ …
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アルピーヌ・ジュニアドライバーのドゥーハンがF1初テストへ。ピアストリは今年2回目の走行
アルピーヌF1チームは、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで育成ドライバーのためのF1テストを実施している。5月11日と12日にはリザーブドライバーのオスカー・ピアストリが走行、15日にはアルピーヌ・アカデミードライバーのジャック・ドゥーハンがF1マシンに初めて乗る予定だ。
ピアストリは4月にはアメリカ・オースティンにおいて、2021年型A521で2日間にわたるテストを行っている。カタールでの同マシンでの走行についてピアストリは「カタールでの2日間のテストは有意義なものだった」と語った。
アルピーヌCEO、予想以上に多発している信頼性の問題は「極端なポーパシングの直接的な結果」と明かす
アルピーヌのCEOを務めるローラン・ロッシは、現在チームは予想以上に多くの信頼性の問題に直面しており、問題のほとんどはポーパシングによるものだと明かした。
アルピーヌのシーズンスタートは、一連の異常な信頼性の問題に苦しめられており、フェルナンド・アロンソはチームメイトのエステバン・オコンよりも頻繁にメカニカルトラブルに見舞われている。このことは彼らのチャンピオンシップの順位にも表れており、オコンが24ポイントを獲得しているのに対し、ベテランのアロンソはたったの2ポイントしか獲得できていない。アロンソは、第3戦オーストラリアGPではセカンドロウからのスタートが確実視されていたが、予選Q3でのアタック中にマシンが完全にシャットダウンし11コーナーでクラッシュ。それ以外にもアロンソの走行を危険にさらす小さな不具合があった。
アルピーヌCEO、アロンソへの2番目のペナルティに強い不満示す「受け入れがたい。釈明の機会も与えられなかった」
アルピーヌのCEO、ローラン・ロッシは、F1マイアミGPでフェルナンド・アロンソにレース後に科されたペナルティに関して不満を表明、説明の機会を十分に与えられることがないままにポイントを奪われたと主張した。
アロンソは8位でフィニッシュし、レース中に確定していた5秒加算のタイムペナルティにより、自動的に9位に降格された。このペナルティは、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)との接触を起こしたことによるもので、アロンソ自身、自分に非があると認めている。
予算上限引き上げに断固反対のアルピーヌF1代表。メルセデス低迷もバジェットキャップの効果だと指摘
BWTアルピーヌF1チームのオットマー・サフナウアー代表は、現在の経済状況を理由にバジェットキャップ(予算制限)の上限引き上げを求めるチームは、その追加予算でマシンのパフォーマンスを高めようとしていると指摘し、このレギュレーションを堅持するように訴えた。
2021年度から導入されたバジェットキャップ制度により、2022年シーズンのF1チームの予算は年間1億4000万ドルに制限されている。目的は高騰する参戦コストを抑制するためであり、メルセデスやフェラーリ、レッドブルといった潤沢な予算を持つトップチームとそれ以外のチームとの差を縮める効果も期待されている。