元F1チームオーナーのジャンカルロ・ミナルディ、FIAシングルシーター委員会会長に選出

 FIAは4月15日、かつてF1チームを創設したジャンカルロ・ミナルディをFIAシングルシーター委員会の会長に選出したことを発表した。

 ジャンカルロ・ミナルディは、フォーミュラ・イタリアのチームを運営した後、F2チームで成功を収め、1985年にはミナルディチームとしてF1に進出した。2001年にはポール・ストッダートにチームを売却。ストッダートが2005年末でレッドブル社にチームを売却し、2006年からチームはスクーデリア・トロロッソ(現アルファタウリ)としてF1に参戦、ミナルディの名称はF1から消えた。

【タイム結果】スーパーGT第1戦岡山 MOTUL AUTECH ZとPACIFIC hololive NAC Ferrariが公式練習最速タイムを記録

 4月16日、2022年シーズンのスーパーGTが岡山国際サーキットで開幕を迎えた。午前に行われた公式練習では、GT500クラスはMOTUL AUTECH Zの松田次生、GT300クラスはPACIFIC hololive NAC Ferrariのケイ・コッツォリーノが最速タイムを記録した。

「角田にとって今年はとても良いシーズンになる」とアルファタウリF1代表。トレーニングにも真剣に取り組み大きく成長

 アルファタウリのチーム代表フランツ・トストは、角田裕毅にとって、F1での2年目の今年は非常に良いシーズンになると考えている。角田はトレーニングにも真剣に取り組み、大きく進歩しているという。

 トレーニングは好きではないという角田は、F1デビュー前、体力面について甘く見ていた部分があったと自身で認めている。F1デビューイヤーの2021年に体力不足を実感、そのため、今シーズンに備えてトレーニングを増やしたと、角田は開幕前に述べていた。

2022年F1のレースウイーク変更点をメルセデスF1が改めて解説。注目ポイントは4つ

 2022年シーズンのF1は技術面で大きな変更があったが、レースウイークのフォーマットやスポーティングレギュレーションにおいても多くの修正が加えられている。これらの変更は、ドライバーやチームの活動にどのような影響を与えるのだろうか。メルセデスF1が改めて2022年F1のレースウイーク変更点を解説している。

ロシアのウクライナ侵攻によりF1の貨物に大きな影響。輸送コストが増加、予定どおりに到着しないリスクも

 23戦からなる2022年のカレンダーは、F1史上最長のものだ。たとえレース数が少なかった場合でも、ウクライナでの戦争によってチームの物流部門の仕事はいっそう厳しくなっている。

 ロシアの運送会社はもはや選択肢にならないので、航空貨物の輸送能力は大幅に減少している。そして需要と供給の世界では、供給が減ると価格は上昇する。航空貨物料金が1週間のうちに80%も跳ね上がるという話もあるのだ。