トヨタ受難の1日。ラッピとエバンスがデイリタイアも、ロバンペラが5番手に浮上/WRC第5戦 デイ3

 6月4日(土)、WRC世界ラリー選手権第5戦イタリアのデイ3が、サルディニア島北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTは前日8番手だったカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が同5番手に順位を上げた。

 一方、デイ2で首位に立ったエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)はアクシデントによりデイリタイアに。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)もサスペンションにダメージを負ったことで、2日連続のデイリタイアとなっている。

【全ドライバー独自採点/F1第7戦】一貫してフェルスタッペンより速かったペレス。角田はドライ3種で戦うも好転せず

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。

 2022年F1第7戦モナコGPは、決勝スタート直前に雨が降り出し、レース中に路面が乾いていくという難しいコンディションに。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はポールポジションから余裕の勝利を飾るかに思われたが、フェラーリが適切なピットストップ戦略で対応することができず、まさかの4位に沈んだ。優勝したのは、週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)より速さがあったセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。モナコGPでのそれぞれのドライバーたちの戦いぶりを、バスコンセロス氏が振り返る。

トップ走行中にクラッシュ「飛ばしていたわけではなかった」とラッピ/WRC第5戦 デイ3後コメント

 6月4日、WRC世界ラリー選手権第5戦イタリアは競技3日目に突入。土曜日のデイ3はSS10~17が行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は前日の総合7番手から同6番手へと順位をひとつ上げている。そんなデイ3後のドライバーコメントが各陣営から発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

全日本ロード第4戦SUGO ST1000決勝で大クラッシュ。スケジュール変更で午後のST600後に延期

 6月5日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦スーパーバイクレース in SUGOのST1000クラス決勝が宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、2周目に入ったところでホームストレートで数台が絡むクラッシュが起きた。

 マシンは大破し、1台は炎上したため、即座に赤旗が掲示されてレースが中断された。ライダーは大事には至らなかったようだが、救急車で運ばれたとアナウンスされている。

【順位結果】2022EWC第2戦スパ24時間耐久ロードレース 決勝 16時間経過後

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦スパ24時間耐久ロードレースの決勝が6月4~5日にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われ、レース3分の2となる16時間を経過して391ラップを周回した#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(マーカス・ライターベルガー/イルヤ・ミハルチク/ジェレミー・ガルノニ組)がトップを走行している。

 2番手は同一周回の#7 YART – Yamaha Official Team EWC(ニッコロ・カネパ/マービン・フリッツ/カレル・ハニカ組)、3番手は6周遅れの#4 TATI TEAM BERINGER RACING(アラン・テシェ/グレゴリー・ルブラン/ロイック・アーベル組)で、#66 OG MOTORSPORT BY SARAZIN(ロベルト・ロルフォ/渥美心/アレクサンドル・サント・ドミンゲス組)は14番手、SSTクラス4番手だ。

 #1 ヨシムラSERT Motul(グレッグ・ブラック/チャビエル・シメオン/シルバン・ギュントーリ組)は5番手、#5 F.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック/ジノ・レイ/マイク・ディ・メリオ組)は10番手、#6 ERC Endurance Ducati(シャビ・フォレス/デビッド・チェカ/チャズ・デイビス組)と#11 WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE(ランディ・ド・プニエ/エティエンヌ・マッソン/フロリアン・マリノ組)はリタイアしている。