2022年F1モナコGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは今季5回目、キャリア14回目のポールポジションを獲得した。
Q3最初のランを渋滞を避ける形で最初に出ていったルクレールは、暫定トップに立つ。2回目のランでさらにタイムを縮めつつあったが、セルジオ・ペレス(レッドブル)がスピンし、カルロス・サインツ(フェラーリ)がそれを避け切れずにクラッシュしたことで、赤旗が出され、そのまま予選終了となった。そのためルクレールは1回目のタイムでポールポジションを手にする結果となった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 2番手(1分12秒517:ソフトタイヤ/29周)
予選 1番手(Q1=1番手1分12秒569:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分11秒864:ソフトタイヤ/:Q3=1番手1分11秒376:ソフトタイヤ)
今のところ、今週末の自分たちのパフォーマンスにとても満足している。自信を持ってマシンに乗っているし、Q3ではさらにプッシュし始めることができた。
Q3の最初のラップはうまくいった。そして2回目のアタックラップは、僕が今まで予選で走ったなかでベストラップのひとつだったと思う。
走るのがとても楽しくて、限界ぎりぎりまで攻めることができた。かなりのオーバーステアが出て、リヤがルーズになったけれど、あのラップはとてもいいものになったと分かっている。最高の感覚だった。最後まで走り続けることができず残念だった。でもこれがモナコだ。最後のアタックではイエローフラッグやレッドフラッグのリスクが常にある。
いずれにしてもポールを確保できたので、本当にうれしい。明日のコンディションがどうなろうと、最高の位置からスタートできることに変わりはない。この調子で週末をスムーズに締めくくれるよう、全力を尽くすよ。