2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は予選16番手だった。Q1で15番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)と0.004秒差でQ2進出を逃した。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「予選のトラックコンディションはウエットとドライの境目だったが、すぐに路面が乾いていった」と予選を振り返った。
「だが我々はそのコンディションで予想していたようなペースがなかったようで、(Q1)最後のアタックのタイミングが他のドライバーたちより遅くなかったこともあり、Q2に進むことができなかった。裕毅は15番手からわずか0.004秒差だった」
「グランドスタンドでファクトリーのメンバーたちが応援してくれているなかで、2台ともQ1で敗退する結果となり、極めて残念に思うし、チームにとって非常にショックな出来事だ。だが、ここから学び、形勢を立て直したい」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP1 9番手(1分33秒611:インターミディエイトタイヤ/18周)
予選 16番手(Q1=16番手1分20秒474:ソフトタイヤ)
ここには新しくアップデートを持ち込んだので、中団で戦えるものと予想していましたが、今日はかなり苦戦しました。パフォーマンスが良くありませんでした。
チャンスを生かせなかったことが残念ですが、明日はスプリント、日曜には決勝があるので、この後、たくさんの可能性があります。
ここは僕たちにとってホームコースで、走行経験が豊富です。土曜と日曜には最大限の結果を出したいと思っています。