BWTアルピーヌF1チームのスポーティングディレクターであるアラン・ペルマネは、出演したポッドキャスト番組『F1 Nation』で、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPでアルピーヌが新フロアを投入する予定であることを明かした。
第3戦オーストラリアGPでは、予選でフェルナンド・アロンソがフロントロウをうかがうような快走を見せたアルピーヌ。不運もあり結果には結びつかなかったが、チームの好調ぶりを示すレースとなった。
F1公式ポッドキャスト番組『F1 Nation』に出演したチームのスポーティングディレクターを務めるペルマネも、セーフティカーさえなければ「5、6、7位には入れただろう」とオーストラリアGPを振り返り、マシンのスピードに対する自信をのぞかせた。
続いて「このペースをイモラでも維持できると思うか?」と問われたペルマネは、イモラ・サーキットで行われる第4戦エミリア・ロマーニャGPに1台分のアップデートを前倒しで投入することを明らかにした。
「イモラでは素晴らしいアップグレードがある」
「新しいフロアがあるんだ。ただ、今のところは1台分しか投入できないだろう。もともとはマイアミに向けて計画していたんだけど、イモラに前倒しすることができたんだ」
「だから自信はあるよ」
さらにペルマネは、アルピーヌがオーストラリアでスピードを見せたことから、コース特性の似ているイモラでもこの好調を維持できるという見方を示し、次戦に期待を寄せた。
「(ペースについては)少しコースに依存するかもしれない。バーレーンでは少し苦戦したが、オーストラリアではかなり満足している」
「イモラはオーストラリアとそれほど変わらないと思っている。高速コーナーもあるし、方向転換(するようなコーナー)もあるし、非常に楽しみにしているよ」