2022年F1マイアミGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2位でフィニッシュした。
ポールポジションからレースをリードしたルクレールだが、9周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて2番手に落ちた。レース後半にDRS圏内まで詰め寄るシーンもあったが、オーバーテイクはできなかった。
フェラーリは、「重要な要素となったのは、ファーストスティントでのミディアムタイヤの挙動だった」とレース後にコメントしている。
「7周目以降、ミディアムでのペースが落ち始め、その2周後にフェルスタッペンにオーバーテイクを許してしまった。その後、シャルルはフェルスタッペンについていくことしかできず、そのうち1周コンマ数秒ずつ失って、タイヤ交換に入ることになった」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=2位
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
全体的に見て、マイアミでは(決勝までは)良い週末を過ごしてきたのに、優勝を逃がすことになってがっかりしている。ハードタイヤではペースが良かったが、ミディアムでは少し苦労した。今日は、ミディアムではライバルの方が速かったため、ファーストスティントでギャップを縮めることができなかった。
セーフティカーの後、首位を奪還できると考えていたが、そこまでには至らなかった。
今週末の雰囲気は最高だった。素晴らしいショーになったと思うし、またここに戻って来るのが楽しみだよ。
(レース後の記者会見で語り)ミディアムタイヤでのランの終盤について分析する必要がある。今回のレースで弱点だったのはそこだからね。
5周か6周走るとフロントタイヤにデグラデーションが出て、苦しみ始め、そのスティントでリードを失い、タイムも失い、基本的にレースを失ったんだ。