2022年F1マイアミGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は12位を獲得した。角田は13番手でフィニッシュしたものの、他者がペナルティで降格されたため、12位に繰り上がった。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは角田のレースについて、次のように振り返った。
「予選では強力だっただけに、今日の決勝結果にはがっかりしている」
「裕毅はファーストスティントで苦戦した。そのため、早い段階でタイヤ交換をするというギャンブルをしたのだが、セカンドスティントでのペースやマシンバランスは、やはり一貫性がなく、そのため、順位を上げていくことが難しかった。この問題が起きた理由を理解するため、すべてのデータを調べる必要がある」
「ソフトタイヤでの最終スティントでは裕毅のペースが多少改善したものの、そこからポジションを上げるには周回数が足りなかった。そのため、彼はポイント圏外でフィニッシュすることになった」
「次のバルセロナに着くまでの間に、大量の作業を行わなければならない。今日のパフォーマンスの理由であるさまざまなファクターを理解する必要があるからだ。それによってパッケージを前進させ、再びポイントを獲得できるポジションに戻ってきたい」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=12位
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
今日は本当に残念です。1周目、ペースに苦しみ、何台かに抜かれてしまい、そこから挽回できないままレースを終えました。
FP1から良い形でマシンへの自信を築き上げていました。そのため、今日とてもパフォーマンスが悪かったことは悔しいです。