マイアミ・インターナショナル・オートドロームのピットレーンを歩いていたら、面白いものを発見した。ガレージの一番端、メルセデスの隣に、F1チームのものとは違うガレージが存在していた。それはF1のガレージだ。
このスペースは、F1がVIP用に借り切ったエリアで、ガレージのなかにはF1マシンもなければ、メカニックたちもいない。そこで仕事する人たちはゲストに食事や飲み物をサービスするスタッフたちだけ。マイアミということもあり、シーフードカクテルなども振る舞われていた。
驚いたのは、そのガレージの向かい側にはピットウォールスタンドも設置されていて、ゲストたちがイスに座ってピットレーンの様子を観戦していたこと。ガレージまでなら、チームのゲストたちも入ることができるが、セッション中にピットレーンを渡って、ピットウォールエリアに立ち入ることができるのは、チーム関係者でもごく一部。メディアでさえ、特別なタバードを取得しないと入れない。
関係者によれば、このF1のVIP用エリアは昨年から導入されたもので、今年はこのマイアミGPが初の試み。ちなみに、このVIP用エリアはF1が招待したゲストしか入ることができず、パドッククラブのように一般には売り出されていない。
次はどこのグランプリになるのか。ぜひ、鈴鹿にも登場してほしい。