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 2022年F1マイアミGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、今季ベストの9番手だった。角田が予選Q3に進んだのは今シーズン初めて。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは土曜を振り返り、次のように語った。

「非常にタイトな予選だったが、ふたりとも良いセッションを積み重ね、2台揃ってQ3に進出、明日のレースに向け良いグリッドポジションを確保した。チームにとって喜ばしい結果だ」

「今日はガレージでの作業量がかなり多かったものの、メカニックたちは、走行時間を減らさないよう素晴らしい仕事をしてくれた。この結果は、彼らのハードワークへの良いお返しにもなる」

「次のチャレンジはこの強力なスターティングポジションをポイントへとつなげることだ。これからはそこに気持ちを集中させていく。興味深いレースになり、中団が接戦になることは間違いないだろう」

2022年F1第5戦マイアミGP 角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第5戦マイアミGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 11番手(1分31秒659:ソフトタイヤ/24周)
予選 9番手(Q1=8番手1分30秒485:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分30.秒031:ソフトタイヤ/:Q3=9番手1分29秒932:ソフトタイヤ)

 今日の自分の予選パフォーマンスに満足しています。Q3進出を目指していたものの、簡単にはいかないと考えていました。僕が週末序盤にかなり苦しんでいたからです。でも今日はいい形で盛り返すことができました。予選でマシンパフォーマンスを最大限に引き出したと思います。

 もちろん、重要なのは明日ですし、楽しみにしています。気温がかなり高くなり、大変なレースになるでしょうが、アタックしてポイント圏内でフィニッシュすることを目指します。

2022年F1第5戦マイアミGP 角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第5戦マイアミGP 角田裕毅(アルファタウリ)