2022年F1マイアミGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールはポールポジション、カルロス・サインツは2番手を獲得、決勝に向けてフロントロウを独占した。フェラーリにとって67回目のフロントロウ独占で、ルクレールにとってはキャリア12回目、今季3回目のポールポジションだ。
なお、FIAはサインツのパワーユニット(PU)にシーズン2基目のコントロールエレクトロニクスが入れられたことを発表している。これによるペナルティはない。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 2番手(1分30秒498:ソフトタイヤ/23周)
予選 1番手(Q1=1番手1分29秒474:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分29秒130:ソフトタイヤ/:Q3=1番手1分28秒796:ソフトタイヤ)
これほど難しいトラックですべてをうまくまとめあげることができて、最高の気分だよ。ターン1から3はあまり満足できなかったけれど、全体的に良いラップだったし、ポールを獲得することができてとてもうれしい。
のびのび走ることができている。乗っていてとてもいい気分なんだ。マシンのポテンシャルをフルに引き出すというのはどういうことなのかが分かる。
明日はタイトなレースになるだろう。カルロスが隣にいるのはいいことだよ。2台ともペースがいいから、最後までこのポジションを維持して、チームに最高の結果を持ち帰りたい。
(レッドブルとの戦いについて語り)彼らはストレートでものすごく速い。僕たちはコーナーで速い。明日はタイトな戦いになるだろう。彼らに近づかれたら、困難な状況になる。でもコーナーでアドバンテージがあるから、そこで引き離して、ストレートで僕たちを抜くチャンスを与えずに済むといいね。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 7番手(1分31秒172:ソフトタイヤ/24周)
予選 2番手(Q1=4番手1分30秒079:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分29秒729:ソフトタイヤ/:Q3=2番手1分28秒986:ソフトタイヤ)
今日の予選にはとても満足している。昨日(のクラッシュ)からしっかり巻き返すことができた。周回ごとに改善していき、予選終盤、最後のラップの最終コーナーまでポールをかけて戦うことができた。
今日は走っていて楽しかったよ。マシンをプッシュして走れたし、明日に向けて良いポジションを確保した。
このコースはとてもトリッキーなので、フロントロウからスタートできることは間違いなく助けになる。レースでは考慮すべき要素がたくさんあるが、ポテンシャルを最大化するために全力を尽くしていく。
いい仕事をしたチーム全員、そしてシャルルにおめでとうと言いたい。