6月7日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、『SUPER FORMULA NEXT 50(SF NEXT 50)』プロジェクトの一環として、2023年の正式ローンチに向けて開発を進めているデジタルプラットフォーム『SFgo』の開発サポーターの二次募集を開始したと発表した。
『SFgo』はレースの公式映像に加え、ドライバーのライブオンボード映像や、セッション中のギア、車速、エンジン回転数、スロットル、ブレーキ、ステアリング舵角、燃料使用量、オーバーテイクシステム(OTS)の残量/使用状態、タイヤ温度といった車両のテレメトリーデータをリアルタイムに見ながらスーパーフォーミュラを観戦することができる公式アプリケーションだ。
「デジタルの力でドライバーの魅力を余すことなく伝える」というコンセプトの下、2023年の正式ローンチに向けて開発が進められており、今後はライブタイミングや無線音声、車両の位置情報といった、レースを楽しむためのさまざまな機能の追加が検討されている。また、将来的には応援しているチームやドライバー、そしてファン同士の交流が図れるファンコミュニティの機能も備えるとしている。
2022年シーズン開幕前には『SFgo』の開発を応援するファン300名を『SFgo開発サポーター』として募集。約600名の応募のなかから当選した300名のSFgo開発サポーターは、今季これまで行われた4戦で『SFgo』を通じてレースを楽しみつつ、通信や操作性等に関する不具合の事象を報告や、アンケートでの今後のサービスに対するアイデア出しなどを通じて、『SFgo』の開発に協力していた。
これまでは、限られた300名のみとなっていた『SFgo開発サポーター』だが、6月7日より募集人数の上限を設けずに、二次募集が行われることとなった。
JRPは、「サポートを通じて、アプリケーションの改修や機能追加を随時行っておりますが、前回残念ながら落選となってしまったファンの方々を中心に、更に多くの方のご意見をいただきながら、2023年の正式ローンチに向けてより良いサービスを構築すべく、この度開発サポーターの二次募集を実施することといたしました」
「JRPといたしましては、ひとりでも多くのモータースポーツファンの方と共に、成功も失敗も一緒に経験して、未来のモータースポーツをつくる仲間を募集してまいりたいと考えておりますので、応募要項をご参照の上、奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願い申しあげます」としている。
会費は年間税込5,000円、募集期間は6月7日~6月27日までとなる。なお、二次募集からのサポーターが『SFgo』を使用できるのは、7月中旬/第6戦富士大会前からとのこと。申し込みはスーパーフォーミュラオフィシャルWEBサイトからとなる。
『SFgo』の開発サポーターの二次募集についての詳細や注意事項は、スーパーフォーミュラのオフィシャルWEBサイト(URL:https://superformula.net/sf2/headline/39372)を確認してほしい。
■『SFgo開発サポーター』募集要項(二次募集)
『SFgo開発サポーター』募集要項(二次募集) | |
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対象 | 日本国内在住で、SF NEXT50プロジェクトの主旨にご賛同いただける方 将来のモータースポーツの発展に向けて建設的なご意見をいただける方 |
人数 | 上限なし |
募集期間 | 2022年6月7日(火)~6月27日(月) |
使用可能時期 | 7月中旬 Rd.6富士スピードウェイ大会前から使用可能 *応募いただいた方に別途ご連絡致します |
参加費 | 5,000円(2022年12月末までサービス利用可能です。23年1月以降については別途ご案内) |
必須機器 | 通信環境にあるiOS14以上搭載のiPhone またはAndroid OS10以上のAndroidスマートフォン |
■特典
・SFgo開発サポーターとしての2022年シーズン先行モニタリング
(Rd.6 富士スピードウェイ大会~Rd.10鈴鹿サーキット大会)
・SFgo開発メンバーへのフィードバック
・SFgo開発座談会(公開収録)参加権 ※抽選
■SFgoの機能
・公式映像の視聴
・オンボード映像/テレメトリーデータ9項目の視聴
①ギア、②車速、③エンジン回転数、④スロットル、⑤ブレーキ、⑥ステアリング舵角、⑦燃料使用量、⑧オーバーテイクシステム残量/使用状態、⑨タイヤ温度
・ハイライト機能
・ライブタイミング連携機能(※2022年シーズン後半導入に向けて開発中)