2022年F1マイアミGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=6番手/2=11番手だった。サインツはFP2においてスピンを喫し、ターン14~15でバリアにクラッシュ。マシンはダメージを負い、サインツはそのまま走行を切り上げることとなった。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=6番手(1分31秒528:ミディアムタイヤ/25周)/2=11番手(1分30秒964:ミディアムタイヤ/9周)
突然マシンのコントロールを失ったことで、金曜走行を予定より早く終えることになった。手痛いアクシデントだ。ベストな週末のスタートになったとは当然ながら言えないね。
それでもマシンの競争力は高かったので、良いパフォーマンスを発揮できると自信を持っている。
今日のことをくよくよ考えていても仕方がない。明日とレースに全神経を集中させていく。
一番がっかりしているのは、メカニックの皆の仕事を増やしてしまったことだ。彼らやチームの他のメンバーと話をするつもりだ。明日を楽しみにしていく。
(クラッシュについて語り)これ以上ない最悪の場所でバリアにヒットした。テックプロがない箇所だったので、コンクリートウォールに直撃する形になった。あのスピードでも、かなりの衝撃を感じ、当然ながらマシンはダメージを負った。
チームの皆にとって金曜夜を辛いものにしてしまった。いいことではないね……。
今もこのマシンについて学習しているところだ。まだこのマシンには驚かされる。僕がコントロールできないようなことがあって、驚かされることがあるんだ。そういったことから学習し、克服すれば、どんなラップでも速く走ることができるだろう。