レッドブルのセルジオ・ペレスは第4戦エミリア・ロマーニャGPで2位を獲得した勢いを持続させることを願ってマイアミに向かうが、ペレスはそのマイアミでヘルメットがなくなってしまったことを明らかにした。
ペレスは最近、レッドブルのプロモーションビデオ撮影の一環で、今週末に初めて開催されるマイアミGPの舞台となるマイアミ・インターナショナル・オードトロームを訪れた。そこでペレスはRB7に乗り込み数周を楽しんだ。
ところがペレスは、マイアミ・ガーデンズのハードロック・スタジアムでビデオを撮影している最中に自身のヘルメットを紛失してしまった。
「誰かが僕のヘルメットを持ち去った」とペレスはイモラで明かした。
「僕はまだヘルメットを探している。今のところ、どこにあるのかわからない。今後見つかるといいんだけど」
ヘルメットの特殊性を考えると、ペレスのヘルメットを持ち去った人物は、インターネット上でメモラビリアを販売している店や地元の質屋でヘルメットを売ることさえ困難だろう。だから常識的な判断がなされて、来週犯人がペレスにヘルメットを返すことを願うばかりだ。
しかしながら、イモラでのレッドブルの優れたパフォーマンスを考えれば、このエピソードがアメリカでの今年最初のレースに臨むペレスの自信に影響を与えることはないだろう。バーレーンとオーストラリアでの困難を、ほぼ完璧な結果で埋め合わせることができたのだ。
「かなり不運だった。(シーズンの)スタートは非常に厳しいものだったので、チームのみんなが笑顔でいるのを見ることができて嬉しい」
「僕たちは取り組み続けなければならない。優勝に近づくために、より良くしていかなければならない部分はまだあると思うけど、マックスが優勝できてとてもうれしいよ」