2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールは予選2番手を獲得した。
フェラーリは、ホームグランプリでポールポジションを取り逃したことを「悔いが残る結果」であると述べている。インターミディエイトタイヤでの戦いになったQ3で、ルクレールはまずマックス・フェルスタッペンよりわずかに速い1分28秒778で暫定トップに立った。その後、ルクレールはタイヤを冷やすために1ラップを使ったが、フェルスタッペン(レッドブル)は続けてファストラップを走り、1分27秒999で暫定首位となった。ルクレールがアタックラップに入ったところでバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がコース脇でストップ、赤旗が出たため、ルクレールはタイムを更新することができなかった。
セッション再開後、最後のアタックにかけようとしたルクレールだが、再び赤旗となり、そのまま予選は終了となった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP1 1番手(1分29秒402:インターミディエイトタイヤ/24周)
予選 2番手(Q1=1番手1分18秒796:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分19秒584:ソフトタイヤ/:Q3=2番手1分28秒778:インターミディエイトタイヤ)
予選は望んでいたような結果にはならなかった。それでもスプリントを2番グリッドからスタートできるので悪くはないよ。
トリッキーな予選だった。Q1とQ2はQ3に残ることが重要で、Q3になってからプッシュするつもりだった。Q3で強力なラップを走り、2ラップ目はタイヤをセーブするためにプッシュせず、Q3最後の2回のランに備えようと決めた。でも赤旗が何度も出たことで、それを実行できなかった。
残念だけど、ここからどんな結果を目指すことも可能だ。ここまでどのセッションでも強力だったから、明日のスプリントで優勝争いができるポテンシャルがあると思う。
(Q3でのタイヤ戦略について語り)まず1周走って、それはうまくいった。その後、2周目は、タイヤの準備を整えるためにアタックしないことに決めた。タイヤのウォームアップはすごく重要だ。セッション終盤に走る最後の2ラップをうまく決めたかったんだ。でも赤旗が出たために、それができなかった。
ポールポジションを獲りたかったから、がっかりしている。でも仕方ないね。