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 F1にタイヤを供給するピレリは、第4戦エミリア・ロマーニャGP、第5戦マイアミGP、第6戦スペインGP、第7戦モナコGPで使用するタイヤを発表した。

 2020年にコロナ禍でスケジュールが再編された際にカレンダー入りを果たしたエミリア・ロマーニャGPは、今年で3回目を迎える。今回は今年最初のスプリントが行われる予定で、イモラではハードタイヤがC2、ミディアムタイヤがC3、ソフトタイヤがC4という組み合わせとなる。

 また今年はアメリカのマイアミで初めてグランプリが開催される。舞台となるのはマイアミ・インターナショナル・オートドロームで、サーキットは全長5.410km、コーナー数は19で、レースは57周で争われる予定だ。マイアミGPのタイヤ選択は、イモラと同様C2〜C4だ。

 スペインGPではハードがC1、ミディアムがC2、ソフトがC3と最も固い組み合わせに。伝統のモナコGPは、ハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5だ。先日行われた第3戦オーストラリアGPではひとつ飛ばしのタイヤ選択(C2、C3、C5)が話題になったが、今回発表された4レースではひとつ飛ばしの選択は採用されなかった。

2022年5月のF1マイアミGP初開催に向け、建設作業が進むマイアミ・インターナショナル・オートドローム