3年ぶりのニュル24時間に挑むスバル/STI。「目標はクラス優勝。総合でも上を目指す」と辰巳総監督

 5月26日から開催される第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)。開催を目前に控え、ドイツ・ニュルブルクリンクでは各チームやオフィシャル関係者が搬入作業や準備作業に勤しんでいる。そんななか、3年ぶりにSP3Tクラスに参戦する114号車SUBARU WRX STIを率いるスバルテクニカインターナショナル(STI)の辰巳英治総監督に、3年ぶりのニュルブルクリンク24時間耐久レース決勝に挑む直前の心境を聞いた。

ニュル24時間参戦の住友ゴム/ファルケン。シミュレーション活用でタイヤ開発期間の大幅短縮に成功

 5月24日、住友ゴム工業は5月28日にスタートを迎える第50回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)の参戦概要を発表した。住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパが運営するワークスチーム『Falken Motorsports(ファルケン・モータースポーツ)』として、ポルシェ911 GT3Rの2台体制でFIA-GT3車両で競われるSP9クラスに参戦。さらに、今大会も引き続き、ファルケンブランドで同大会のオフィシャルスポンサーを務めている。

 また、ファルケンは3年ぶりにSP3Tクラスに参戦するスバルテクニカインターナショナル(STI)の114号車SUBARU WRX STIにもファルケンタイヤを供給。スバルのSP3Tクラス7度目の勝利に向けた戦いを足下から支えている。計3台の走りを通じ、欧米を中心に高い評価を得ているファルケンブランドのさらなる価値向上を目指す。