『未来のMotoGPライダーを育てる土壌となるために』/MitiGPジャパンシリーズ開幕

 4月16日、茨城県の筑波サーキット コース1000でFIM MiniGP ジャパンシリーズが初開催された。MotoGPへとつながる道筋、その入り口のひとつとなるレースシリーズMiniGP。そのジャパンシリーズは様々な側面からライダーを育成する土壌となる可能性を感じられるレースだった。

「わざと大回りして2番手に」ヤマハ攻略まであと僅か。ヨシムラ渡辺一樹が語る“中須賀対策”とは/全日本ロード鈴鹿2&4

「“中須賀対策”としていろいろなアプローチをした」。渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)がそうコメントしたのは、彼がレースを引っ張った4月23日の全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 レース1終了後の記者会見だった。

 週末行われたドライ、ウエットの2レースともに渡辺は2位表彰台と頂点に一歩届かなかったが、JSB1000で抜きつ抜かれつの名勝負が繰り広げられ、サーキットが異様に盛り上がった。これはTeam HRCが撤退する前の2019年以来のように感じた。

『もうひとつの“鈴鹿8耐”愛車グランプリ』大会名称を一般公募。期間は4月28日から5月31日まで

 鈴鹿サーキットは2022年8月4日(木)~8月7日(日)に開催予定の『2022 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』の開催に合わせ、 鈴鹿8耐ファン・バイク乗りコミュニティの活性化でバイク業界を盛り上げるため、 バイクユーザーが主役になるネットとリアルが融合した『もうひとつの“鈴鹿8耐”愛車グランプリ』を初開催する。

長島哲太も驚くリアルな再現度とクオリティ。レーシングゲーム『MotoGP™22』が4月28日発売

 ロードレース世界選手権の新作レーシングゲーム『MotoGP™22』の日本語版が2022年4月28日(木)に発売される。オートスポーツWEBでは発売を前に、HRCのテストライダーとしてMotoGPマシンのホンダRC213Vを開発している長島哲太にプレイしてもらった。

5チームが2022鈴鹿8耐出場権を獲得。全日本ロード鈴鹿2&4 JSB1000レース1のトライアウトで決定

 4月26日、ホンダモビリティランド株式会社は、4月23日に開催された2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス レース1で決定した2022年鈴鹿8耐の本戦出場権獲得チームリストを発表した。

 2022年8月7日に開催予定である『FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』のエントリー台数はEWC契約チームを含む最大65チームと決まっているため、出場権利が必要となる。

クアルタラロが表彰台で噛み締めた2021年イギリスGP以来の優勝/MotoGP第5戦ポルトガルGP

 MotoGP第5戦ポルトガルGPでファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が今季、初めて表彰台の頂点に立った。クアルタラロにとっては、2021年第12戦イギリスGP以来の優勝だった。

レース2でバウティスタが優勝。接戦を演じたレイとラズガットリオグルは転倒リタイア/SBK第2戦オランダ

 スーパーバイク世界選手権(SBK)オランダラウンドがTT・サーキット・アッセンで行われ、レース1とスーパーポール・レースはジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)、レース2ではアルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が優勝した。野左根航汰(GYTR・GRTヤマハ・ワールドSBKチーム)はレース1で17位、スーパーポール・レースでは14位だったが、レース2では転倒リタイアだった。

中上貴晶「今日はいいレースができると思っていた。チャンスを逃してしまい残念」/MotoGP第5戦ポルトガルGP決勝

 4月24日、2022年MotoGP第5戦ポルトガルGP MotoGPクラスの決勝がポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は16位に終わった。

 今大会はウイーク通して不安定な天候と路面コンディションに苦戦を強いられてしまった中上。ウエットからドライへと変化する難しい路面コンディションとなった予選では、タイヤ選択が上手くいかず17番手からのスタートとなった。迎えた決勝では、ドライコンディションとなりフロント、リヤともにミディアムタイヤで挑んだ中上は、好スタートを切って12番手へとポジションを上げた。

独走で今季初優勝のクアルタラロ「序盤に出たタイムに驚いた」/MotoGP第5戦ポルトガルGP決勝トップ3コメント

 MotoGP第5戦ポルトガルGPの決勝レースがアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、MotoGPクラスで優勝したファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2位のヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、3位のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が会見に出席。レースを振り返った。