ケン・ブロック、パイクスピーク100回大会に向け1400PSの“ピンク・ピッグ”を投入へ

 この2022年に記念すべき第100回大会を迎えるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)に向け、おなじみケン・ブロックが総合優勝を狙っての参戦を表明。注目の車両は、大会制覇を経験するBBiオートスポーツがフーニガン・レーシング・ディビジョンと共同開発した、ポルシェ911のSVRSRを使用した1400PSのモンスター4WD、その名も『Hoonipigasus(フーニピガサス)』を投入する。

 会期まで約1カ月半を切った5月中旬に、ケン・ブロック本人と自身の率いるフーニガン・レーシング・ディビジョン名義で発表されたプロジェクトは、かつてPPIHC制覇の経験を持つBBiと、世界的オイルブランドのモービル1が参画。こちらも世界的ストリートアーティストとして活動するトラブル・アンドリュー、別名“グッチゴースト”によって作成された新しいカラーリングを特徴とし、往年のル・マン参戦車である1971年型ポルシェ917/20、通称“ピンク・ピッグ”にオマージュを捧げるペイントスキームを採用した。