ジャック・ミラーがドゥカティ離脱。KTMと2024年まで2年契約でレッドブルKTMファクトリーに移籍

 6月9日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているKTMは、ジャック・ミラーと2023年から2024年まで2年契約を締結して、来季からレッドブルKTMファクトリー・レーシングから参戦させると発表した。

 ミラーは、2011年にロードレース世界選手権125ccクラスでデビューを果たしたオーストラリア人ライダーだ。そんな彼は、2012年からはMoto3クラスに参戦し、2014年にMoto3クラスでランキング2位を獲得した。

ファビオ・クアルタラロ、ヤマハファクトリーと2024年まで2年契約更新「この決断には時間が必要だった」/MotoGP

 6月2日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているヤマハ発動機株式会社は、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)と2023年から2024年まで2年間の契約を更新したと発表した。

 現在23歳のクアルタラロは、2015年にMoto3クラスからデビューして、2度のポールポジションと2度の2位表彰台を獲得。2016年も同クラスを戦い、2017年から2018年はMoto2クラスに昇格して優勝も経験した。

RNFレーシング、ヤマハから1年で離脱を発表。2023年からアプリリアと2年契約で、2チーム4台体制に/MotoGP

 5月27日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているアプリリアは、RNFレーシングと2年間の契約を締結して、少なくとも2023年から2024年まで2チーム4台体制でエントリーすると発表した。

 セパンレーシングチームは、2021年までペトロナス・ヤマハSRTのエントリー名で、ヤマハのサテライトチームとして参戦していた。しかし、2021年限りで活動を終了させ、2022年からRNFレーシングとして生まれ変わった。

アプリリア、A.エスパルガロ&ビニャーレスと2年間の契約更新。2024年まで同コンビ継続へ/MotoGP

 5月26日、アプリリアはロードレース世界選手権のMotoGPクラスにアプリリア・レーシングから参戦しているアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスのふたりと2年間契約を更新したと発表した。

 アプリリアは、2015年にMotoGPに復帰。昨年までグレシーニ・レーシングとともに戦っていたが成績を残せずにいた。しかし、2021年の第12戦イギリスGPで、アレイシ・エスパルガロが表彰台を獲得。アプリリアにとっては21年ぶりの表彰台となり、もちろん同体制になってから初めてトップ3に入った。