第2戦スウェーデンから約2カ月という長いインターバルを置いて、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアが4月21~24日に行われる。今シーズン最初のフルターマック(舗装路)ラリーの開催に先立ち、最高峰クラスを戦うMスポーツ・フォード、ヒョデ(旧ヒュンダイ)、トヨタの各陣営から今戦『クロアチア・ラリー』に出場するドライバーたちのコメントが発表されている。
WRCイベントとして初開催された2021年に続き、今季もカレンダー入りを果たしたクロアチア・ラウンド。全ステージがアスファルトで舗装されたコースで争われる同ラリーの特徴は、流れるようなコーナーが続くハイスピードなステージ、ツイスティで道幅の狭いステージ、路面がダーティな農道など、さまざまな道が組み合わされる点にある。また、昨年のイベントではコーナーのインカット走行により泥や砂利が路面に掻き出され、ステージを再走する際は非常に滑りやすいコンディションとなった。