ミッションH24は6月8日、ACOフランス西部自動車クラブとの共同プログラムである“Mission H24”の水素燃料電池プロトタイプカーが、サルト・サーキットのストレートで290.8km/hをマークしたと発表した。
水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出し、その電力をもとにモーターで駆動力を得る燃料電池車(FCV)。ミッションH24はこの次世代のパワートレインを採用したクルマによる2025年のスポーツカーレース実施に向け、ル・マン24時間レースの主催団体であるACOと共同で車両やシステムの先行開発を行っている。